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京成杯オータムハンデ 2017 レース回顧・結果:グランシルク、田辺復活の重賞V…淡々とした流れの中で鋭さを引き出し完勝!
投稿日 2017年9月10日 19:07:01 (競馬予想まとめ)
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毎週日曜の22:00からツイキャスでの京成杯AH等・重賞回顧ライブとなります。ラップや騎手など様々な観点から次のレース予想に繋がる回顧をお届けしますので、ぜひお聴きください。ライブ前にコメントで質問、レースの流れで気になったこと等を書き込んでもらえたらありがたいです!
http://twitcasting.tv/c:nandecas
競馬ナンデトップページからも視聴できます
http://www.keibanande.net
2017 京成杯オータムハンデ(GIII) 中山芝外1600m良
レース回顧・結果
1:31.5 45.7-45.8 M
12.5 – 10.9 – 11.2 – 11.2 – 11.3 – 11.5 – 11.6 – 11.4
中山は思ったよりは時計が出なかったなあ、と思ってみていたんだがラストのラップを見ると超高速中山マイルでよくありがちな感じになっていた。L2-1が加速でまとめられていて、その中でL1で鋭く脚を使えた馬が上位に来ている。なので上がり切っていたというほど速くない。高速すぎて前が45.7で入っても後半の脚を削ぎ切れなかった感じ。ただマルターズの武士沢は結構上手くレースを作っていたし、道中の淀みのない展開を上手くできたので大きく崩れなかったと思うし、軽い基礎スピードとそこからの一瞬の鋭さが必要。展開自体は想定していた流れに近かったので、返す返すも詰まったウキヨノカゼが悔やまれる。展開的には絶好だったと思うんだが…まあ仕方ない。
1着グランシルク
6番枠から好発を切ってそこから下げながら中団とちょうどいい位置で進めていく。道中も前が淡々と引っ張る流れの中で中団で前にスペースを置きながらと田辺らしい進め方で様子を見ながら3角。3角でも前が緩めず進めていく中で中団の外外から正攻法で勝負に行って直線。序盤で3列目から一気にスパッと切れてここで先頭を射程に捕える。L1でも半馬身差から抜け出し最後まで落とさずの完勝だった。
基礎スピード面でここまでのレベルにあるか?というのはあったが超高速馬場で追走できていたし簡単にクリアしてきた。また3~4角でも外から勝ちに行く形になっているが、その流れでしっかりと最後まで脚を維持してきたのは立派の一言。スローで後半勝負になると出し切る形でもちょっと甘くなっていたし、全体のペースが上がったことがプラスに働いたとみるべきかな。この馬はいろんな顔を見せていたけど、突き詰めればNZTで出遅れながらも流れた中でL1ズドン、というのもあったわけで、全体が流れた中で削がずに末脚を相対的に高めてくる、というタイプとみた方が良いのかもしれない。距離に関係なくペースがある程度流れた方が良いんだろう。嵌ったからと言ってここまで強い競馬はなかなかできないからね。もうちょっと忙しい流れで加減速が余りない競馬が良いのかなあ。ラストも恐らく11.3ぐらいでまとめているから距離自体はもっとやれるはずなんだよなあ。だから判断が難しい。流れやすい毎日王冠に出ても面白いかもしれんね。
2着ガリバルディ
3番枠から出負け、かなり押されるがなかなか追走苦しく後方での競馬は仕方がない。道中も後方馬群の中目で進めながら3~4角で進路が無く待たされて外を選択。序盤で前にいたグランシルクに一気に突き抜けられ、こちらはジリジリ。L1までジリジリと伸びてダノンリバティは撃破したが2着まで。
とりあえず超高速馬場の基礎スピード戦に対応できると思っていなかったのでこの馬に関しては狙えなかった。京都金杯でも追走できず苦しんでいたぐらいだったので。ただ結果的に高速馬場自体は得意でこなしてきてしまったのかなという感じ。その中で、3~4角で馬群の中、外から動いて先にエンジンがかかっていたグランシルク相手にこちらは4角で外に出してからの動きとなったのがL2の伸びの差につながっている可能性は高い。この馬も基本的にはバテ差し馬で、中京記念を勝った時もエンジンがかかり切った最後の最後にズドンと来ているからね。まあそれでも差が少し詰まったかな?という程度だと思う。この展開でやれたのは驚きだけど、こうなるとグランシルクが一枚上だったのも事実かな。今回やれたことで、あまりパワー型のイメージをあまりつけすぎない方が良いかもしれない。
3着ダノンリバティ
13番枠からやや出負けかなというぐらい。そこから押してリカバーしつつグランシルクよりは前で好位集団を射程圏に入れながら3角。3角では外過ぎない中目を追走、4角で右鞭一発、外に持ち出してグランシルクと並んで直線。序盤で好位列から伸びたかったがここでグランシルクに見劣る。L1までジリジリとは伸びたがあくまでジリジリ、3着完敗だった。
出負けしながらこの流れでリカバーできたのはやはり基礎スピード面だろう。関屋記念で2着したときも45.7-46.1というペースで先行できていたし、あの位置でならそこまでオーバーペースにはならなかったと思う。ただそれでもそこで脚を使った分どうしても要所での切れ味は少し足りなかったかなと。まあ相手、特にグランシルクとの比較でとなるとこの流れから使える鋭さが違った感じ。前半の基礎スピード自体は耐えられたがそこからの脚という観点でガリバルディも含めて少し見劣ったかな。良い流れで入っていたし3角まではそこまでロスもなかったからね。
4着マルターズアポジー
5番枠から五分に出て、58kgもなんのそのスッとハナを取り切って主導権を取り切る。ただそこからペースをコントロールはし切れず、前半はそこそこ速いがそれでも平均ペース。3~4角でもほとんど緩めることなくペースを保って直線。序盤で一瞬は脚を使って2列目以降を出し抜くが、グランシルクが手ごわい。ラストは流石に失速気味だったがそれでも4着を確保した。
58kgで今日の展開でこれだけやれているのが今の充実度かな。もうちょっと時計が掛かっていたら楽だったと思うけど、流石にここまで軽い馬場で淡々と進めてしまうと超高速馬場で前で粘り込むのは相当難しい。なにせ後ろの馬はこのペースで引っ張っても33秒台の脚を使えてしまうからね。こちらはこれだけ飛ばすとラストはどうしたって落ち込むから。ただ、3~4角でも緩めずコーナーでのこの馬の強さを何とか削がずに進めようとしていたし、前半もうちょっとゆったり入れて3~4角で引き上げる形ならもうちょっと違ったと思う。まあマイルよりは1800の方が本質的には良いんじゃないかな。58kgでこの条件でこれだけやれれば悲観することはない。
5着トーセンデューク
12番枠から出負けして後方からの競馬。そこから押して押してポジションを上げようとしていたが難しく後方でウキヨノカゼの外につける。道中もウキヨを外に出させないように蓋をするような形で3角に入ってきて後方の内でジッと我慢、4角でもスペースがない状況で馬群の真ん中に突っ込む。序盤で捌くのに苦労したが捌いてからジリジリと伸びて掲示板を確保した。
パトロールを見ると、結構うまく捌いた方だとは思う。それでもL1の伸びがそこまで感じられなかったのはちょっと物足りないところかな。1400の流れた中では忙しいかなと思ったが、マイルの流れでもこのレベルだと流石に忙しく感じたし、ラストも甘くなったので総合的に見ても上位とは小さくない差があったと思う。最序盤のゲートが不安定なのでこの辺りが改善されないとなあ。
11着ボンセルヴィーソ
2番枠からまずまずのスタート、そこから押して先行策を取るが流石にそとのマルターズが速いので2列目のポケットで我慢する展開。ただ全体のペースが速く基礎スピードが高いこの馬としては悪くない流で3角。3~4角でも淀みなく進める中でまだここでは手ごたえがある状況、4角でじわっと手が動いてマルターズの後ろから追走を開始、2番手で直線。しかしそこからの伸びが無く、最後は下がってしまった。
息が全く入らなかったのが響いたかなという感じはある。NHKマイルCでも息を入れる形で踏ん張れたけど、今回は前半が11秒前半を続けるような厳しい流れだったからね。マイルでこういう流れだとちょっと持たないのか、レベルが上がったというのもあるのか。超高速馬場自体は中京のファルコンSで問題なくやれていたはずだし、流れ的には悪くない競馬だったと思うんだけど、この感じだと息を入れた方が良いんだろう。休み明け初戦でもあったし、色々考えられるけど単調な基礎スピード戦になってその流れに乗って息を入れられなかったのが少なからず影響していると考えておく。
12着ブラックスピネル
8番枠からまずまずのスタート、そこから押して先行する選択で、最終的には好位の中目で進めていく悪くない展開。3~4角でも3列目の中目で追走しながら直線。序盤でそこからの伸びが無く、最後まで良いところなくの惨敗だった。
直線での不利は進路どりもスペースがあったし、ここまで下がってしまったのは単純にしんどくなったから。安田記念のケースと近いのかもしれないが、休み明けが得意ではないのかなというのもある。判断が難しいところではあるが、バランス的にはこれぐらいならこなしてくれないと…と。ちょっと物足りないけど、昨年秋の富士Sも良くなかったし、叩いての良化で徐々に良くなってくるライン上で狙うべきかもしれない。
14着ウキヨノカゼ
9番枠からやや出負け、そこから無理せず後方で進めていくのはこの馬のスタンス。流れている中で外のトーセンに蓋をされる形で内の選択肢しか取れない状況で3角。3~4角でも手ごたえは良いので内のスペースを詰めながら進めていくが当然壁になりそうなところを選択せざるを得ない。序盤の段階でどんづまって後はどうしようもなかった。
まあ語ることもないかな。動けない位置に入らざるを得なかったから3角の段階から詰まるしかないと思っていたし、後は運が向けばってところで前が下がってきてしまったからね。もうどうしようもない。
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Source: 競馬予想まとめアンテナ
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