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投稿日 2020年10月26日 00:00:51 (データ理論)
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<富士ステークス 回顧>
本命は◎タイセイビジョンでした。結果は5着。
前走のNHKマイルカップもそうでしたが、スタートが良くなっております。これはこれで良いことなのですが、今回はそういう競馬をして欲しくなかったですね。
今の東京競馬場は圧倒的に差し馬に有利な馬場傾向があります。
展開としてはこの馬よりも1列後ろにいた馬に向いた流れだったと思います。
また内枠だったことも仇となったかもしれません。今の東京は内が荒れておりますからね。直線で伸びづらいところを選択せざるを得なかったです。
また折り合いはギリギリでしたね。やはりこの馬のベスト距離は1400mでしょう。マイルは若干、長いような気がします。
むしろスプリント路線に転向した方が良いのではないかとすら思っております。
1400m以下のレースで今後は狙っていきたいですね。
では追って回顧を行っていきます。
1着のヴァンドギャルド
ブログの直前大口情報でも配信しましたが、複勝に400万円が入っておりました。複勝は2.2倍つきました。結構、良い車が買えるぐらいの払い戻しがありましたね。羨ましい。
この馬は出遅れ癖がある馬ですが、それは隣に牝馬がいる時です。
そして発情期が通年性の人間とは異なり、馬の発情期は春先にあります。
春に出遅れが目立っていた馬ですが、今は秋です。今回は牝馬が隣ではなかったことも有り、ゲートではおそらく英国紳士(ジェントルマン)のような顔をしていたと思います。
今回はスタートも問題なく切ることができ、中団につけて上がり最速の末脚を使って勝利することができました。
12頭立てという少頭数のレースでした。そうなると末脚が確実なディープインパクト産駒の成績がグンと上がります。何度も私がブログや動画で述べていることですね。
今の東京は内が荒れております。道中も外を追走し、さらに直線でもロスなくグリーンベルトを通ることができました。これも大きいですね。
東京と京都に対して高い適性を持っている馬だと思います。1600m~1800mまではこなしてくれると思います。G1は厳しいとは思いますが、G2以下だったら信頼できるだけの力はあると思います。
2着のラウダシオン
前につけた馬には厳しい流れでしたが、それ以上に今回はレースを進めることができたポジションが良かったですね。
前につけた2頭がやりあったため、この馬はその2頭から大きく離れた位置で競馬をすることができました。これが何よりも良かったですね。
しかし、展開としては差し馬に有利でしたが、そういった流れの中で粘り切っての2着は高く評価できますね。そして3歳ながら56kgを背負っての好走です。文句のつけようがないですね。
これで左回りの成績が2-2-0-0となりました。これは来年の安田記念が楽しみになりますね。
エピファネイア、ロードカナロアもそうでしたが、リアルインパクト産駒も初年度からいい馬を出してきましたね。今後の種牡馬の勢力図がどうなっていくのか。そこにも注目したいと思います。
3着のケイアイノーテック
やっと来ましたね。NHKマイルカップで勝利してから14レース連続で馬券外に敗れておりました。チークピーシズをつけてから成績が安定してきているようです。
前々走の安田記念で5着に来た馬であり、今回は少頭数のレースにおける末脚の切れるディープインパクト産駒ですからね。
馬券になる要素は十分にあったと見ていいでしょう。
今後も左回りのマイルでは狙っていきたいと思いますが、後方からの競馬がデフォルトな馬です。差し馬に有利な馬場や展開の時に狙うべきでしょうね。
4着のペルシアンナイト
惜しかったですね。もう少しで馬券になることができました。
今回でハービンジャー産駒の牡馬の東京芝重賞成績は1-0-0-37となりました。
やはり呪われておりますね。そういえば天皇賞秋にもハービンジャー産駒の牡馬が出走するようです。さて、どうでしょうかね。
次走はマイルCSでしょうか。2017年は1着、2018年は2着、2019年は3着に好走しているレースです。
マイルCSに関しては異常なまでの適性の高さを持っている馬です。
さぁ、どうしましょうか。6歳ではありますが、札幌記念でラッキーライラックを倒しているようにまだ地力はあります。悩ましい1頭ですね。
8着のワーケア
こんなものですか。残念です。弱いですね。
ルメール騎手はマイルの方がまだ良かったとコメントしておりますが、それはどうでしょうか。次走以降は違う騎手にシレっと乗り替わっている可能性が高いと見ています。
9着のサトノアーサー
【逆・ヒモ解き】該当馬でした。レース前に1番人気になったのでビビりました。
初めて【逆・ヒモ解き】で1番人気の馬が該当し、飛んでくれました。良かったです。
今回に関しては走ったコースが悪かったように思えます。
荒れ果てた内を走るよりは、伸びる外を選択した方が良かったのではないでしょうか。
そしてこの馬は動画でも述べましたが、東京を得意としておりません。
さらに休み明けも良いタイプではありません。今回の敗因はそのあたりかもしれないですね。
10着のスマイルカナ
こんなものでしょう。この馬は悠々と逃げることができないと脆いです。
近親のエイシンヒカリも同じです。前傾ラップで逃げるのを得意としているタイプではありません。
今回はシーズンズギフトに絡まれる厳しい展開でした。良馬場での前傾ラップは初めての経験でしたが、あっさり飛びました。
スタートが良いので、どれだけスムーズにハナを奪えるか、そして他馬に絡まれずに淡々とレースを進めることができるかがポイントの馬です。その見極めが重要ですね。
12着のシーズンズギフト
元々、折り合い面に課題のある馬でしたが、今回は非常に前向きでしたね。
この馬がここまで競り合わなければスマイルカナが好走できた可能性があります。
鞍上の横山典騎手はどういう考えがあったのでしょうか。
抑えられなかったというよりは、抑えなかったという感じですね。
おそらく馬の気分を重要視した結果でしょうが、それにしてもちょっとやり過ぎでしたね。
今回、好きにやらせ過ぎてしまったので、次走以降も折り合いは苦労するでしょう。
次走以降も狙いづらいですね。
以上が富士ステークスの回顧でした。
「少頭数のレースは末脚が切れるディープインパクト産駒を狙え」と私は何度も述べておりますが、今回も2頭が馬券になり、【逆・ヒモ解き】該当馬のディープインパクト産駒が飛ぶという結果に終わりました。
ちなみに今年、12頭以下の芝重賞レースは24レースありましたが、ディープインパクト産駒の成績は6-7-8-21となっております。複勝率50%&複勝回収値107です。
この成績を上がり5位以内に限定すると6-7-8-10となります。複勝率67.7%&複勝回収値145です。
このデータは非常に使えると思っています。ぜひ、参考にしてもらえたらと思います。
【天皇賞秋の「穴の狙い目」はこの馬!】
天皇賞秋ですが現時点で狙ってみたい穴馬がおります。
前走はチークピーシズがマイナスに働いての暴走が敗因です。
前走の大敗で人気が落ちていれば面白いと思います。
勝つのは難しいかもしれませんが、2,3着ならばありえると思います。
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中央競馬ランキングへ
(現在12位前後)
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