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投稿日 2020年4月6日 00:27:21 (データ理論)
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<大阪杯 回顧>
本命は◎ラッキーライラックでした。結果は1着。
G1で本命馬が勝利してくれるというのは気持ちが良いものです。
ちなみに【BETA】推奨馬でした。5日(日)の【BETA】は20頭推奨して単勝回収値258と鬼がかってました(PR)
今回、この馬はスタートが良く、逃げ馬を番手で見る形でレースができました。Bコース替わりとなった阪神競馬場は前につけた馬に有利な傾向があります。そして内伸びです。この傾向を上手く活かした完璧な競馬でした。
仕掛けるタイミングも秀逸でしたね。他馬が追い出す中でもデムーロ騎手はジッと我慢をしており、一瞬、内で包まれるような形となりましたが、しっかりと馬群を割って伸びてきました。
この馬の使える脚の長さを完璧に理解しておりましたね。やはりデムーロ騎手は上手いです。
この馬は急に強くなったように見えますが、違うと思います。この馬はずっと強いです。
惨敗した秋華賞は調整不足、阪神牝馬ステークスは内で包まれる不利があってのものです。ヴィクトリアマイルは4着ですが勝ち馬と0.1秒差です。
ただそこまで使える脚が長いタイプではないので、東京競馬場では少し割引が必要かもしれません。今後もG1戦線で活躍する馬となるでしょう。
私が良く言っている「オルフェーヴル産駒は牝馬の方が強い」という説にまた新たなエビデンスが追加となりました。今後も注目していきたいですね。
では追って回顧を行っていきます。
2着のクロノジェネシス
勝ち馬との差は4角で外を回ったことでしょう。
8枠でしたからね。これは仕方がないことだと思います。
ただこの馬にとっては揉まれない8枠はプラス材料だと思っておりました。
この馬もずっと強い馬です。唯一の着外となったエリザベス女王杯は位置取りが悪かっただけです。力を出し切れずに負けております。
バゴ産駒の最高傑作、亜種とも言って良い実力の持ち主だと思います。
血統面からその馬の強さを説明することができない馬のことを私は亜種と呼んでいます。亜種は強いですよ。キタサンブラックがその代表例です。
今回のレースは確固たる逃げ馬がいなかったのでスローからの末脚勝負になると思っておりました。そういった展開になると斤量が軽い上に元々、キレ勝負に強い牝馬に有利となります。この展開もこの馬の好走要因の1つでしょう。
まだ4歳と若いですからね。今後の活躍にも期待したいと思います。
3着のダノンキングリー
スタートが良く、どの馬も行かないため、この馬が行くことになってしまいました。
これは仕方のないことですが、目標になってしまいましたね。
この馬のことを「リアルスティールの上位互換」と評しておりますが、どうでしょうか。
今回の結果にしっくりきませんか?
器用なのでどういった競馬もできるタイプです。ただその分だけ、G1で勝つだけの爆発力がありません。
これほど軸馬にふさわしい馬はいないんですけどね。
この馬もまだ4歳です。今後の成長に期待したいのですが、ディープインパクト産駒ですからね。ここから急激に伸びるようなことはないかもしれません。
安田記念あたりに出てくると面白いと思っています。または天皇賞秋でしょうか。
本質的には左回りの方が良いような気がします。
さて「ダノンの呪い」について言及しておきましょう。
「前走1着」のダノンの馬は今回の結果で「G1を10連敗」となりました。
この10頭のうち5頭が1番人気、残りの5頭も2番人気~3番人気です。これは深刻ですね。
連対すらできておりません。怖いですね。
4着のカデナ
素晴らしい騎乗でした。さすがはサメカツ騎手です。
サメカツ騎手のレース後のコメントは以下の通りです。
「今週からBコースに替わって、昨日今日と競馬を見てインが伸びていましたし、この枠でも外を回らないように気を付けていました。手応え通り伸びてくれていましたが、すごく惜しいです」
馬場傾向を踏まえ、それを活かす競馬ができております。馬を自分の思い通りに動かすことができるというのが素晴らしいですね。直線では内を突いて伸びてきており、8枠とは思えない騎乗でした。
3着にこの馬が来てくれたら配当的にも面白かったですね。
ただカデナはもう適鞍はないですね。ハンデ重賞も斤量的に厳しくなりそうなので夏のローカルでの出走も難しいかもしれません。
5着のワグネリアン
ラッキーライラックとのスタートの位置取り争いで敗れてしまいました。
この時点でこの馬の負けは決まったと思います。
テンが速いタイプの馬ではないので、2000mになるとどうしても位置取りが悪くなります。「前目につけて持続的な末脚を使って粘り込む」というのがこの馬の適性です。
私はこの馬のファンなのですが、神戸新聞杯を勝利した後、「この馬が勝てるレースはもうない」と思っております。
G1で馬券になることはあっても、勝つというのは難しいように思えます。
今後は札幌記念、秋のG1というローテーションになるのでしょうか。
札幌記念とジャパンカップは買った方が良いかもしれません。
特にジャパンカップは前目の位置が取れそうなメンバー、枠順となったときです。
なお、ファンの馬を容赦なく無印にできるのが私です。ドライでしょ?笑
6着のジナンボー
よく頑張りました。好走の要因は前につける競馬ができたことでしょう。
G1では荷が重い馬だと思います。今のところはG3のハンデ重賞でしょうね。
ちなみにこの馬が金子オーナーの馬であり「同馬主のワグネリアンが有利に働く走りをするのでは?」というご意見を頂きました。
実際のところはわかりませんが、オーナーが同じでも厩舎が違いますからね。
馬主が同じというよりは、厩舎が同じである方がそういったことをしやすいと思います。
私がそういう協力プレイを見たのは「サトノダイヤモンドが勝利した有馬記念」と「スノードラゴンが勝利したスプリンターズステークス」だけですね。
「この2つの厩舎はやってくる」というイメージがあります。お互い名門ですからね。
7着のブラストワンピース
考察動画でも述べた通り「ピン」か「パー」の馬です。今回は「パー」でした。
前半1000mの通過タイムが60秒4と出た時にこの馬は負けると思いました。買ってなかったので安心しました。そこからどれだけ位置を上げようともう無理です。
この馬が外を回って位置を上げた時、ペースが速くないため、前につけた馬も十分に脚が残っています。むしろ脚が残っていないのはこの馬です。
こういうロスのある競馬しかできないのがこの馬の弱点なのです。
有馬記念で勝利しているため、そういうイメージを持ちにくいのですが、この馬のG1での成績は凱旋門賞も含めると1-0-0-5となりました。G1以外の成績は6-0-0-1です。
この馬の買い時がわかってきましたね。
8着のレッドジェニアル
古馬王道G1の前では脇役に過ぎない馬です。脇役というかエキストラですね。
ここでの好走は厳しいです。
この馬が勝利した京都新聞杯は極めてレベルの低い重賞でした。重賞で好走することはもうないと思っています。
9着のステイフーリッシュ
G1での成績が0-0-1-5であり、G2以下の成績が2-4-4-4となっております。
買い時が明確ですよね。こういう馬は大好きです。
この馬とは非常に良好な関係を築いていけると思っています。
10着のサトノソルタス
スタートでロードマイウェイにぶつけられ、前につける競馬ができませんでした。
前につけないと何もできないと思います。
スタートして2秒でこの馬の大阪杯は終わってしまいましたね。
11着のマカヒキ
時計のかかる馬場の方が好走できる馬です。
好走するには一雨が欲しいですね。
札幌記念に出走するかもしれませんが、その時は買った方が良いと思います。
この馬は札幌記念と京都記念だけ買っておけば良いと思います。
待ってるからね。マカヒキ。
12着のロードマイウェイ
スタートが下手な馬ですね。スタート後にバランスを崩し、危うく武豊騎手が落ちるところでした。
今の阪神の馬場で後方から外を回る競馬ではまず通用しません。
サメカツ騎手が騎乗したカデナのような走りをしなければまず無理です。
武豊騎手。阪神9レース、10レースでも同じ競馬をしておりましたよ。
「前につけた馬に有利な馬場傾向がある時の先行馬、差し馬に有利な馬場傾向がある時の差し馬」が武豊騎手の買い時だと思います。
そして武豊騎手が逃げ馬に騎乗した時に発動する「ザ・ワールド」は強力です。
このタイミングを見計らいたいですね。
以上が大阪杯の回顧でした。
◎⇒○⇒▲で決まった気持ちの良いレースでした。
ちなみにブログでの大阪杯の予想のサブタイトル「未来はオンナのためにある」はマクロスデルタの音楽ユニット「ワルキューレ」の4thシングルの曲名です。
これは・・・完全にサインでしたね。
究明シリーズの動画ではラッキーライラックとクロノジェネシスを激推しできました。
多くの方から的中報告や御礼を頂きまして嬉しく思います。
視聴者のお役に立てることが何よりも嬉しいです。これが私の使命ですから。
また次の週もお役に立てるように頑張ります。
【桜花賞の「狙い目」はこの馬!】
桜花賞ですが現時点で狙ってみたいと思える馬がおります。
桜花賞はシンプルなレースです。
この馬は過去に好走した馬の条件をクリアしております。
そして勢いのある血統というのも良いですね。楽しみです。
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