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投稿日 2020年2月24日 00:09:54 (データ理論)
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<京都牝馬ステークス 回顧>
本命は◎シゲルピンクダイヤでした。結果は7着。
重馬場が合わなかったのか、または1400mが合わなかったのか・・・という感じですね。
今回は後方から末脚を活かす競馬では厳しいレースでした。
例年はそういった馬が好走するレースなのですが、重馬場がその傾向を変えましたね。
結果的には重馬場への適性があり、道中で位置を取ることができるだけの基礎スピードのある馬が好走しております。
この馬は後方からの競馬が届く展開や馬場にならなければ出番はないですからね。残念です。
1600m~1800mが適性距離と見ていいと思います。頑張って2000mですね。
おそらく春の目標はヴィクトリアマイルだと思いますが、左回りのマイルにどこまでの適性を持っているかはわからないですね。高速馬場への適性はそれなりにあるとは思いますが。今回の敗戦で人気を落としているようならば狙ってみたい馬です。
では追って回顧を行っていきます。
1着のサウンドキアラ
強いですね。この馬。今回は非常に厳しい展開でした。
8枠からのレースということで終始、外を回され続けており、前につけることも後ろで控えることもできない難しいレースでした。
結果的に中途半端な位置で、中途半場に脚を溜めることとなりましたが、それでも最後はグイグイと伸びてきました。
前走の京都金杯を勝利しておりますが、そこから斤量は2kgも増えております。
重馬場を全く苦にしていませんでしたね。むしろ得意としているぐらいでしょう。
春の目標は間違いなくヴィクトリアマイルでしょうが、この勢いならば侮れないですね。
気になるのは使い詰めであることぐらいでしょうか。
オッズに関して気になることを一言。この馬、投票締め切り間近までは3番人気でしたが、その後に一気に買われて1番人気になりました。ここ最近はこういうのが多いですね。
そしてこういう馬は好走することが多いです。
「黒い何か」があるとは思えませんが、私なりの仮説はあります。
2着のプールヴィル
第二候補として大口推奨をした馬です。間違えました。第一候補で推奨すべきでした。
ブログの穴馬考察で取り上げた馬ですが、1400mへの適性が非常に高い馬です。
これで1400mの成績が3-4-0-0となりました。
もちろん今回のような重馬場への適性の高かったのだと思います。
ちなみにマイルでの成績は0-0-0-5ですからね。買い時がわかりやすい馬です。
今回はスッと先頭集団につけることができたのが好走の要因ですね。途中で何頭かに抜かれてポジションを落としておりますが、ここで無理に先頭を追いかけなかったことも良かったのだと思います。
こういう荒れた馬場を得意にしている岩田騎手の好騎乗も目立ちましたね。
前によくブログに書いておりましたが「渋ったらデムーロ、渋ったら岩田」ですね。
3着のメイショウグロッケ
13番人気であり、全く人気になっておりませんでしたが、前走のターコイズステークスでは上手く内枠を活かして好走しております。
そして3着のシゲルピンクダイヤとタイム差なしの5着に好走していることを考えればこの人気は舐められ過ぎていたという感じでしょうか。
今回のような重馬場もこの馬に味方した可能性は高そうですね。
狙って走ったかどうかはわかりませんが、前過ぎず、後ろ過ぎずという今回のレースにおいて最高のポジションで走ることができました。
このレースはメイショウ3頭立てでした。所有数が多いためにこういうことは多くあるのですが、何かあるのかもしれないですね。
ちなみに同じ日に行われたダイヤモンドステークスでも「メイショウ」の馬が好走しております。この日はメイショウ祭りでしたね。
4着のアマルフィコースト
あと少しで2年連続の3着でしたね。惜しい。
逃げ馬を追いかけてしまったため、厳しい展開になりましたが、よく粘り切りました。
4角から直線にかけては馬場の良いところを選択するために外を回してしまいましたが、ここをもう2頭分だけ内を通ることができたらどうだったのかなと思っております。
いずれにしても重賞ではなかなか人気にならない馬ですが、好走は繰り返しておりますので人気がなければ馬券に入れても面白い馬だと思います。
安定して前につける競馬ができる馬なので穴を開ける可能性は高い馬です。
5着のビーチサンバ
出遅れてしまい、そのまま後方で脚を溜める競馬を福永騎手は選択しました。
上がり最速で追い込みましたが、さすがに届きませんでしたね。
今回の敗因は間違いなく、出遅れと位置取りです。
ただこのレースでメイチで走るわけがないですからね。
今回はこれで良かったと思います。春の目標はヴィクトリアマイルでしょう。
この馬に関しては2歳の頃からずっと「東京マイルが合っている」と書き続けております。出走してくれるのを楽しみにしております。
10着のディアンドル
なぜ、この馬が56kgを背負わされているのかがわかりませんでした。
この馬は完全にラブカンプーシンドロームに罹患しておりますね。
別名メイショウマンボシンドロームとも言いますし、牡馬の場合はワンアンドオンリーシンドロームとも言います。
つまり走るのが嫌になってしまっている可能性があります。
復活までには時間を要するかもしれませんね。スプリンターズSの大敗がトリガーになってます。一旦、休ませるなどをしないと厳しいと思いますよ。
人間で例えるとやる気のないサラリーマンに対して上司がドンドンと仕事を与えるようなものです。上司もよく考えて、その人の状態を見て仕事を振らないと大変なことになりますからね。心からそう思っています。
12着のリナーテ
56kgという斤量が良くないですね。あとは内枠というのも厳しかったと思います。
枠が枠だったので、思い切って前につける競馬をしてきましたが、その走りがこの馬には合いませんでしたね。
春の目標は高松宮記念だと思います。ここで買うべき馬ではないでしょうね。
実は左回りの成績は悪くありません。
G1の舞台はやや荷が重いように感じますが、人気次第では面白いかもしれませんね。
14着のドナウデルタ
出遅れて後方からの位置取りになってしまいました。
重馬場が影響しているのか、全く進んでいきませんでしたね。今回は参考外でいいと思います。
3番人気に支持されておりましたが、重賞では足りないのかもしれないですね。
17着のアルーシャ
枠が仇になりましたね。出遅れてしまったため、馬場の良いところは知ることができませんでした。
ずっと荒れた内を走り続け、直線でもそこを通る形となりました。不運でしたね。
中枠ぐらいだったら結果は変わっていたかもしれません。
重賞級の力はないかもしれないですね。
以上が京都牝馬ステークスの回顧でした。
サウンドキアラの強さが目立つレースでした。
しかしながら他の実力馬は「ここが勝負」なのではなく後の「高松宮記念」または「ヴィクトリアマイル」を睨んでの調整でもあります。
今回の結果で馬の強さが決まるわけではないと思っています。
それにしてもこのレースは荒れますね。今年は勝ち馬こそ1番人気でしたが、2桁人気馬もしっかりと馬券に絡む結果となりました。
京都の最終週の非根幹距離ですからね。難しいですよね。特に今回は雨が降って重馬場となりました。こうなるとカオスです。
こういう時は勝負しないのが1番だと思っています。
【中山記念の「狙い目」はこの馬!】
中山記念ですが現時点で狙ってみたいと思える馬がおります。
今回のレースで大事なのは斤量ですね。
この馬は斤量面で明らかに有利です。
さらに血統的に少頭数である今回で狙いたくなる馬でもあります。
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