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投稿日 2020年2月17日 00:31:50 (データ理論)
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<クイーンカップ 回顧>
本命は◎ルナシオンでした。結果は10着。
出遅れました。そして3角までずっとかかりっぱなし・・・これで好走できるわけがありません。新馬戦でも難しそうなところを見せておりましたが、ルメール騎手でもコントロールできませんでしたね。
本命にしておきながら、かなり疑っておりました。「やはりな」という感じです。
考察動画で「レース後、馬が若すぎましたとレース後にルメール騎手が敗因を語るシーンは想像できる」と述べましたが、まさにそういう結果に終わってしまいました。
能力はあるのかもしれませんが、この精神面をどう矯正できるかが今後のカギとなるでしょう。結構、難しいと思いますがね。
では追って回顧を行っていきます。
1着のミヤマザクラ
レース後の福永騎手のコメントは以下の通りです。
「次の桜花賞に向けて、初めてのマイルの距離である程度脚をためて最後どれくらいの脚を使ってくれるか計りたかったのですが……。不本意なレースになってしまいました。思ったよりスタートも良く、好位置を取れてしまって粘り込む形になり、馬に負担をかける競馬になってしまいました。今日は馬が強かったと思います」
「あれ?勝ったんだよね?笑」と思ってしまうようなコメントでした。
さすがは福永騎手です。常に向上心を持っている素晴らしい騎手です。
先行した馬が全滅する中、この馬だけが前につけての勝利でした。
これは強いようにも思えますが、これはいつも私が言う「大きく逃げた馬から離れた2番手」という最高のポジションを取ることができての好走でした。
当然、今回の勝利を評価すべきですが、そこまで高く評価すべきではないと思っています。
そして福永騎手が話しているように道中で非常に前向きなところもありました。
距離延長、外枠替わりになると折り合い面で苦労する可能性は否定できないですね。
2着のマジックキャッスル
大口で推奨できた馬ですね。
勝ち馬もそうですが、このレースはディープインパクト産駒の好走率が高いレースです。
ファンタジーSで2着に好走している馬であり、重賞実績のある馬です。
フォーリー騎手は競馬の流れに乗れないところがある馬なので、きっと後方からの位置取りになるだろうなと思っておりましたが、逃げ馬が速いペースで逃げたので後方勢に有利な展開となりました。そういった展開もこの馬の好走をアシストしたと見ていいでしょう。
レース後にフォーリー騎手は「距離が伸びた方が良い」とコメントしておりますが、この馬に関しては後方からの末脚が決まる展開になるかどうかがポイントになると思います。
もう少し高い位置で道中を進めることができるようになれば出世すると思うのですが。現状、そこまでの力はない馬ですね。
そして兄のソーグリッタリング同様、安定感のある馬です。末脚は確実ですね。
3着のセイウンヴィーナス
「穴の野中」の代名詞通りの活躍でした。さすがヤング4の1人です。
勝ち馬を上手くマークしてレースを進めることができました。何から何まで上手くいった感はありますね。
末脚によるキレ勝負になると分が悪い馬ですが、今回のように早め早めに脚を使って粘り込む競馬が理想的なタイプでしょう。
今回の結果がこの馬のキャリアハイになると思っています。
何度も重賞で好走できるタイプではないでしょう。ただ東京マイルは合いそうな馬です。
4着のアカノニジュウイチ
この馬もスタートで後手を踏んでしまいましたね。
鞍上が鞍上なだけにそうなると腹を括っての後方待機となります。
ただ4角で外を回しては届かないと判断したのか、内を突く競馬となりました。
よくここまで追い込んできたなと思うほどの末脚を見せてくれましたが、荒れているから内にスペースがあるのであって、さすがに厳しい競馬となってしまいました。
逃げ馬が積極的なペースで走ったため、後方勢に有利な展開となったことも好走の要因でしょう。
どうしても後方からの競馬になってしまうタイプの馬なので、後方勢に有利な展開にならないと好走は難しいかもしれません。展開に注文がつくタイプですね。
5着のシャンドフルール
この馬がハナを切るかなと思っていたのですが、そこまでテンが速いタイプではないので控える競馬となってしまいました。
むしろ今回のハイラップのレースでは先行していた方が潰れていたと思います。
控える競馬となったことが好走につながったのだと思いますが、重賞で通用するだけの力がある馬には思えないですね。
6着のホウオウピースフル
ここまで1800m、2000mの経験しかなく、そのレースがいずれもゆったりとした流れからの末脚勝負という展開でした。
今回は1600mへの距離短縮であり、ペースは序盤から早く流れるレースとなりました。
そうなると今回のような結果に終わってしまいます。
オークスぐらい距離が長くなった方が面白いかもしれないですね。
フローラステークスぐらいでまた狙ってみたい馬です。
以上がクイーンカップの回顧でした。
このレースはノーザンファーム生産馬ばかりが好走するレースでした。
しかしながら、今回はノーザンファーム生産馬が1頭しか馬券になっておりません。
これは気になるところです。
時代には「流れ」というものが存在します。かつては社台ファームが競馬界の中心でしたが、今はノーザンファームがその役割を担っております。
このノーザンファーム生産馬が勢力を弱めてしまうタイミングもきっと来ます。
それがいつなのか。そこも注意深く見ていきたいですね。
ディープインパクト、キングカメハメハの死去、そしてロードカナロア産駒の苦戦。
傾向が一気に変わるだけのことは起きております。
【フェブラリーステークスの「狙い目」はこの馬!】
フェブラリーステークスですが現時点で狙ってみたいと思える馬がおります。
前走はここに向けての試走の意味合いが強かったと思います。
そしてまだ若く伸びしろが期待できる馬だとも思います。上手くインティの後ろを取ることができれば・・・そういう枠配置になれば狙ってみたい馬ですね。
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