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【回顧】東京新聞杯 ~読者様の中に弁護士はいらっしゃいませんでしょうか~<2020>
投稿日 2020年2月10日 00:23:16 (データ理論)
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【直前大口】速報!金鯱賞&フィリーズレビュー 直前大口情報!<2024>
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【直前大口】速報!チューリップ賞&オーシャンステークス 直前大口情報!<2024>
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<東京新聞杯 回顧>
本命は◎レッドヴェイロンでした。結果は9着。
ここまで12戦して馬券外になったのは1度だけ、左回りに限れば3-1-1-0と複勝率100%であり、東京を大得意とするルメール騎手が騎乗するのであればこの馬から勝負するのは普通のことです。
例え未来人が来て「レッドヴェイロン、このレースでは飛ぶんだぞ」と言われてもこの馬に◎をつけたでしょう。
ただ先週の根岸ステークスでは「コパノキッキングには複勝1000万円を賭けてもいい」と書きましたが、今回はそこまでの自信はありませんでした。
というのも古馬になってからの重賞実績がありませんからね。
ルメール騎手はレース後、もう少しやわらかい馬場(時計のかかる馬場)なら良かったとコメントしておりますが、敗因はこれだけなのかはわかりません。
このレースで好走するにはもう少し前目の位置につけて、今回と同じぐらいの末脚を使えなくてはなりません。最初の「もう少し前目の位置につける」ということができませんでした。重賞になると全体のペースが上がるのが一般的です。それに対応できなかった形ですね。
ルメール騎手は東京の重賞での好走率と回収値が非常に高い騎手です。
2017年~2019年での3年間の複勝率は58%です。今回は残りの42%に該当しただけなのです。次の開催は土日ともルメール騎手は東京の芝重賞に騎乗するようです。楽しみですね。
では追って回顧を行っていきます。
1着のプリモシーン
最初に言っておきますが、この馬の勝利は「営業妨害」です。訴訟の準備に入りたいと思います。
東京マイル芝重賞において過去5年間で1枠の馬の勝率は1.5%です。
サウジアラビアロイヤルカップでダノンプレミアムが勝っただけです。
さらに1枠1番に限定すると過去5年間で0-0-2-38という成績で複勝率5%という成績です。
それを動画で紹介した4日後に勝っちゃうんだから・・・「やめてよ、もう」という感じです。恐ろしいですね。
土曜の馬場傾向を見る限り、かなりの内馬場になっているので嫌な感じはしていたのですが・・・。今回、馬券になった馬は上手く内に入れて、脚を溜めた馬ばかりでした。
牝馬で56kgを背負って勝利するのですから、お見事としか言えないですね。または「参りました」でしょうか。
この馬はスローからの末脚勝負というよりは、淀みのない流れからの末脚勝負に強い馬です。今回はモルフェオルフェの積極的な逃げにより、結構タイトな流れになっておりました。モルフェオルフェがアエロリットに見えませんか?そうするとヴィクトリアマイルの再現になるのです。
このレースを観た後すぐに昨年のヴィクトリアマイルを思い出した方がいればそれはもう立派な私と同じKCK(競馬中毒者協会)の会員ですよ。
最後になりましたが「読者様の中で弁護士の方はいらっしゃいませんでしょうか」
あと「コック」「音楽家」「航海士」も募集しております。私と一緒に海に出ませんか?今はそういう気分です。まぁ、私。泳げないんですけどね。
2着のシャドウディーヴァ
この馬は【BETA】推奨馬でした。6番人気ながら2着に好走。さすが【BETA】ですね(PR)。
「お前がもうちょっと頑張って勝ってくれれば1枠の馬が勝つことがなかったのに・・・」と恨み節が出てしまいますが、見事な競馬でした。
特に岩田騎手の好騎乗が目立ちました。道中はインに入れてジッと脚を溜めることに徹しており、これによって直線で猛然と追い込むことができました。
今の馬場は外を回っては厳しいですからね。直線で上手くスペースができたことも好走につながったのだと思います。
実はマイル初挑戦の馬でしたが、2000m以下の東京競馬場に限定すれば一度も馬券外になっていない馬です。フローラSではウィクトーリアにタイム差なしの2着に迫ったことがある馬です。
成長力のあるハーツクライ産駒ということを考えれば楽しみな1頭がまた出てきたという感じですね。覚醒した?いえいえ。まだです。ハーツクライ産駒の覚醒のサインは「突き抜けて勝利した時」です。今回のように取りこぼしているうちはまだまだです。
ぜひ、リスグラシュー姉さんに並ぶような成長曲線を描いて欲しいですね。
3着のクリノガウディー
穴馬考察で推奨した馬です。前日大口&直前大口で推奨した馬です。
馬券になってくれて良かったです。
折り合いに難のある馬であり、これがこの馬の弱点でもありました。
そのため陣営は後方から末脚を活かす競馬を示唆しておりましたが・・・横山典騎手は先行しました。しかも前に馬を置けない外枠からです。
今回は逃げ馬がガンガンと飛ばしたので折り合いに苦労するところはありませんでした。
そして結果的に後方から末脚を活かす競馬では3着になれなかったでしょう。
さすがに最後はバテてしまいましたが、素晴らしい騎乗を見ることができました。
さすがは横山典騎手ですね。感動しました。「職人の業」のレベルです。
この馬に関してあとはゆったりとした流れになっても折り合うことができるかですね。
横山典騎手は日本で最も折り合いをつけることが上手い騎手なので、そこにも期待しております。名コンビ誕生かもしれませんね。
4着のサトノアーサー
好枠と馬場状態を踏まえての田辺騎手の好騎乗だと思います。
ちょっと太め残りだった分、最後に踏ん張ることができなかったという感じがします。
末脚の切れ味勝負になると分が悪い馬ですからね。
前目につけて早め早めに脚を使うことでこの馬の弱点を上手くマスクしました。
この時期、あまり好成績を残せない騎手ですが、今回は上手く騎乗してくれたと思います。
この馬に関しても新しい持ち味を引き出すことができました。今後につながる良い競馬でしたね・・・だが、6歳だ。
5着のクルーガー
この馬の5着には驚きました。よほど内が良いのでしょうね。
この馬も末脚の切れ味勝負になると分が悪いタイプです。今回のように積極的に前につける競馬が上手くハマった感じがします。
まぁ、もう8歳ですからね。これ以上の上積みはないでしょう。重賞で馬券になることはもうないと思っています。
6着のヴァンドギャルド
出遅れましたね。これが痛かったですね。
序盤で馬群に取り付くために脚を使ってしまいました。これは仕方ないです。
そして気になったのは直線で外に出したことです。
結果論ですが、内にスペースはたくさんありました。そこを選択していれば僅差の3着ぐらいは有り得たのかもしれません。結果論ですけどね。
「ゲートで両隣が牝馬だったからソワソワしていた。出遅れた」とレース後にコメントしており、これがネットで叩かれまくっていました。
確かに今は馬に取って発情期ですからね。そういうことがあってもおかしくないです。
それも理解できない万年発情期の人間が「前走も隣に牝馬がいたぞ」などと叩いておりますが。
福永騎手のコメントは非常に面白いです。「競馬を外から見ることしかできない」我々には思いもしないことを教えてくれます。だからあまり叩かないで欲しいものです。
教えてくれなくなりますよ。嫌じゃないですか。レース後に「馬は頑張っているよ」としか騎手がコメントしなくなったら。
8着のレイエンダ
スローからの末脚勝負になると強いのですが、タイトな流れからの末脚勝負では能力の低いところが思いっ切り出てしまう馬です。
好走するには展開の手助けが大いに必要なタイプです。稍重の時に走る馬ではありません。今回は展開が向きませんでしたね。
今回は7番人気でした。良いですね。これは。この馬が「レイデオロの弟」であることを多くの方が忘れ、人気が落ちてきた時こそ狙い目です。
次回以降は「人気」「展開」「馬場傾向」を加味して狙うかどうかを考えていきたいと思います。
11着のケイアイノーテック
レース後の津村騎手のコメントは以下の通りです。
「先入観を持ち過ぎて後ろの位置になってしまいました。うまく流れに乗れませんでした」
うん。そうだね。次からは頼むね。まぁ、でもそういう馬だからなぁ・・・。
以上が東京新聞杯の回顧でした。
一昨年はリスグラシュー、昨年はインディチャンプが勝利したレースです。
ここ2年で大物を輩出しているレースであり、プリモシーンも次走以降に期待したいですね。春の目標はヴィクトリアマイルと安田記念になるのでしょうか。
アエロリットがいない今年はこの馬に展開が向くかどうかを見極めたいですね。
あとシャドウディーヴァも楽しみな存在です。
年末は大物が何頭も引退して寂しさもありましたが、こうやって実力馬がドンドンと出てくると楽しみが増してきますね。
今年のG1戦線も非常にワクワクします。そして同時にやることが増えることへの不安感でいっぱいです笑
【京都記念の「狙い目」はこの馬!】
京都記念ですが現時点で狙ってみたいと思える馬がおります。
開催も進み、今の京都競馬場の馬場は荒れ果てております。
そして京都記念は前につけた馬に有利なレースです。
そうなれば前につける競馬で京都実績のある馬を狙いたいと思います。鞍上も良いですからね。
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