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【毎日王冠2018の有力馬診断(前篇)】~近10年の3歳馬成績[好走率は穴馬(格下馬)>人気馬(格上馬)]にも表れる毎日王冠のレース本質/特別出走報奨金大好きアクションスター~
投稿日 2018年10月4日 15:21:55 (競馬予想まとめ)
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【毎日王冠の有力馬診断(前篇)~近10年の3歳馬成績[好走率は穴馬(格下馬)>人気馬(格上馬)]にも表れる毎日王冠のレース本質/特別出走報奨金大好きアクションスター~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
●レース傾向
3年前までは同週開催の京都大賞典と毎日王冠でメンバー二分していたが、近年となっては毎日王冠がG1天皇賞秋への唯一無二の王道ルートへとなりつつあります。
それに伴って毎日王冠に出走するメンバーの質は年々高まりつつありますが、ただしそれらの高レベル出走馬が意外な程にココでは結果を残さないという…更には次走G1秋天激走馬は、寧ろこの前哨戦G2毎日王冠凡走馬の方から多く輩出されるというパラドキシカルな現象になっています。
それは何故かと言えば…それだけ次走以降の本番G1戦線を本気で視野に入れている強豪馬こそココは次を見据えた・消耗しない・温存競馬をしがちであり、力量差大きくともココを本気で勝負しにきた格下馬にチャンスが巡ってくるという話でしょう。
一昨年こそ異例の外差し馬場で後方競馬の人気馬に展開が巡ってくるという特殊事例となったが、それ以前はほぼ一貫して“スローペース前残り展開”で、単純化すれば“後方競馬の人気馬=危険人気候補馬”“前目競馬の伏兵馬=穴激走候補馬”に近いという一戦でした。
もう一つ面白い話は、近10年の毎日王冠の3歳馬成績は他年齢馬成績に対してトントンくらいですが、実は[非上位人気馬(弱い馬)の好走率>上位人気馬(強い馬)の好走率]というパラドキシカルな結果となっています。
具体的には上位人気(3人気内)馬は[1-1-0-5]で、非上位人気馬は[1-2-0-4]で、前者の好走馬は共に先行馬でした。
コレも上の話と同様に、本気でこの先を見据えてしまう馬は危険人気馬傾向で、力量劣ってもココで勝負しに来る馬は激走傾向だと言えます。
▽カツジ牡3松山55池添兼(栗東)
本年出走予定の3歳勢の中で、上記ポイントから導ける激走候補としては…非上位人気の3歳馬で、ココで結果を残したい意図が強くて、そして本来先行脚質のカツジが真っ先に挙がります。
ただし、これまでのベストパフォーマンスであるニュージーランドT1着にしても、嵌まった感が強い内容で、果たして力量的にどの程度かというのは疑問も残ります。そのNZTでは先行競馬から一転して追い込む形だったが、このホワイトマズルの血が入るというのはスマートレイアーなんかが典型と思うが逃げたり追い込んだり極端な形で結果を残すという傾向は確かに認められて、そんな状況有利と位置取りショックありきの激走という見方もできますので。
近2走連続でスタート後手気味になっている点からも、必ずしも先行競馬を見込める馬でもありませんので。
距離千八も気持ち長い印象ですし、折り合い△馬だけにスローペース距離延長ローテでもどうかです。
△ステルヴィオ牡3ルメール55木村(美浦)
2歳時の小回り1800条件のコスモス賞でも重馬場小回りコースが忙しくての辛勝止まりで、3走前スプリングSにしてもペースが軽かった分で忙しさは目に見えませんでしたがそれでも加速遅れての完全に脚を余す差し競馬での力の違いでの勝利で、前々走皐月賞はそこに雨馬場の悪材料も重なった分で届かずの結果に。
大箱コース・良馬場がベストで、今回の東京千八良馬場コースというのは申し分のない条件になります。
ただし、この手の奥の深そうな上位人気3歳馬が、取りこぼす傾向が強いのがこの毎日王冠というレースです。
これまでにも差し遅れ競馬が目に付く馬だけに、尚更それが懸念されるトコロです。
△ケイアイノーテック牡3藤岡佑56平田(栗東)
NHKマイルCは直線で大分ゴチャ付いたレースで、ザックリと言えば上中位人気馬の中で直線スムーズな競馬ができた馬が1~4着馬で、逆に上中位人気馬でそれが叶わなかった馬は全て5着以下に沈む結果でした。
ケイアイノーティックは他有力馬が馬群内で苦しむ中での外差し…レッドヴェイロンが内に対してタイトな競馬をして他馬を潰してくれるのを後目に、そしてレッドヴェイロンとて修正動作が入りつつの追い方でしたので、更にその外から差す形のケイアイノーティックには漁夫の利という側面もあったと思います。
その前走で追い込み競馬に境地を見出したとなれば、秋初戦も当然その方向の競馬になるでしょう…それは上記の通り良い傾向とは言えない3歳馬の方になります。
―アクションスター牡8大野56和田勇(美浦)
OP特別よりも分不相応にG2に使われるコトが多いが、それはOP特別でも勝負にならないからという逆説的な話だろう…15年から新設された特別出走奨励金がほぼ無条件で交付されるG2に出た方が、OP特別で頑張って上の着順を目指すよりも結果稼げる期待値が高いと陣営内で位置付けられる程度の馬だというコト。
適条件のOP特別をスルーし続けて、この期に及んでも分不相応なG2に出走させる時点で、奨励金目当ての意向強い=好結果は目指していないという本気度の低さが窺い知れる…毎度のコトですがこうとしか書けません。。。
―サウンズオブアース牡7田辺56藤岡健(栗東)
まずは一昨年有馬記念8着後の回顧文を参照↓
『これは完全に状態落ちが主因だったと見て良さそう。
昨年と同ローテながら1本少ない追い切り過程だった事実や、デムーロJの「前走JCで走り過ぎちゃった」というコメントもそれを裏付けるモノ。
去年も今年も、天皇賞春の後には大きなダメージが残ってしまい、そこから結構な間隔が空く秋復帰戦の京都大賞典でも調整遅れで万全の状態で挑めていない様に、疲労面での体質の弱さが付きまとう馬でもある。
古馬になってから連戦での連続好走歴はゼロ。
これまでの経緯からすると、春初戦も完全にリフレッシュできて万全のデキで出てこられるかも少し怪しいので注意が必要。
疲労面を重視して1シーズン1度の激走タイミングを見極めたい。』
・・・
昨シーズン初戦札幌記念では4着好走
2戦目京都大賞典では横山典ヤラズ=馬自身の状態に問題有りでの大敗劇
3戦目ジャパンCでは京都大賞典と同様に馬が全く反応せずで連続大敗劇
4戦目有馬記念では連続大敗後で余力あったのか7着善戦
つまりは、元来の虚弱性に加えて高齢による影響もあってか1度走ったら当分走れない位に考えて良い馬なのだと思います。
そして、その1度に限れば、昨年にしても札幌記念で詰まり4着健闘、そして好メンバー揃いの有馬記念で7着という及第点パフォーマンスは繰り出せる現状です。
それが起きたのが前走札幌記念4着だと言って良いでしょう。
展開に恵まれたとはいえども、強敵相手での好結果でしたので大健闘です。
それが今回も繰り出せるならば好走圏内の計算ですが、コノ馬の過去を振り返れば激走後のタイミング、特に非休み明け初戦の中6週ローテのタイミングではそれはナイという見方になります。
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コノ馬の特徴としては、右回りがカラッキシというのと、調教師も予ねてから『男馬だけどやっぱり繊細部分あって幼児を育てる風に』などと言っている様に気性面の問題と体質面の問題から連戦で頑張れる馬ではないという2点があります。
上記をデータとして出すと以下の通りです
右回り[0-0-0-2]⇔左回り[5-0-1-3]、
中6週以上[5-0-0-0]⇔中5週以内[0-0-1-3]
前走はダービー惨敗以来となる中2週ローテで馬が走れる状態になかったのが全てと見ます。
一転して休み明け初戦での左回り条件と、二大好条件が揃う今回はチャンス十分でしょう。
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Source: 考えるヒント(常勝競馬)
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