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【オークス2018の有力馬診断(後篇)】~[トーセン島川オーナー]ブレスジャーニー(菊花→有馬)同様に、ビジネスよりもロマン追求による“NHKマイル回避→オークス挑戦”のトーセンブレス~
投稿日 2018年5月17日 00:00:47 (競馬予想まとめ)
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【オークスの有力馬診断(後篇)~[トーセン島川オーナー]ブレスジャーニー(菊花→有馬)同様に、ビジネスよりもロマン追求による“NHKマイル回避→オークス挑戦”のトーセンブレス~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
△ラッキーライラック 牝3 石橋脩 55 栗東 松永幹
▽リリーノーブル 牝3 川田 55 栗東 藤岡健
考えるヒント(競馬ブログ/公開予想で全年通算プラス継続中)@jou_syou
なので、アイ&ラッキーについては距離二四だからと懸念不要と見ますが、リリーはその限りではないかも…
ラッキーは“この中間は坂路に入れず”という延長仕様に対してリリーは“坂路オンリー”調整
更には血統的(母短距離馬)にも体型的にも気… https://t.co/ckcxQr8OH7
桜花賞1着アーモンドアイとは対照的に、桜花賞2着馬&3着馬のコチラはあまり距離が延びて良いタイプには思えませんが…それでも桜花賞での4着以下との決定的な着差は、距離適性では埋められない=逆転を許さない結果というのが相場だと言えます。
ただし、地力ではそうだとしても、やはり距離延長で掛かってしまっては全てが水の泡になりかねないので…それが有り得てしまうという点でココでも信頼視はしたくない(特にリリーノーブルの方は)…コレがドボンした際に食い込む穴馬探しをしたいのが本年オークスです。
△マウレア 牝3 武豊 55 美北 手塚
まずは前走桜花賞時の有力馬診断見解を参照↓
『今期はオークス大目標で、青写真は[クイーンC→桜花賞→オークス]だったトコロだったのが、クイーンCで賞金加算できないで予定を変更してのチューリップ賞を挟んでの桜花賞参戦。
馬格が無いだけにその余計な一戦を挟んだローテは決して良いとは言えないですし、そのチューリップ賞では実際に馬体重も-8キロのギリギリの水準でした。
その後は栗東滞在効果で馬体回復と状態上昇との話ですが、あくまでも陣営の一貫した見解としてはオークス向き=オークス大目標というモノです。
確かに前々走クイーンCでのHペース先行伸び切れずのレース振りは、本質的なマイル適性に疑問を投げかけられる内容でしたので。
もし今回がオークス=距離二四ならば重視したい一頭ですが、距離マイルならば「死角有るがラッキーライラック>伸びシロあるリリーノーブル>マイルでは限界有マウレア」の序列は阪神JF当時から変わらないと見ます。』
・・・
チューリップ賞ではリリーノーブルに差を詰めるコトができて、阪神JF・桜花賞では全然及ばなかったというのはやはり距離マイル適性の欠如=距離が延びて更なる上が見込めるという話だと言えます。
つまりは、桜花賞非好走組の中で距離延長オークスで最もノビシロを見込めるはずの一頭と見ていました。
それが“過去形”なのは、陣営はオークス大目標を公言してきたとはいえ、クイーンC賞金加算叶わずで余計な1戦を挟んだのがココに来て響かないかという点…ちょっと調教過程・態勢面で見劣るのは否めないので。
▽オールフォーラヴ 牝3 和田竜 55 栗東 中内田
▽カンタービレ 牝3 田辺 55 栗東 角居
▽サトノワルキューレ 牝3 Mデムー 55 栗東 角居
▽ランドネ 牝3 内田博 55 栗東 角居
中内田・角居・角居・角居というリーディング厩舎所属で…ディープ産駒・ディープ産駒・ディープ産駒・マル外という人気血統馬で…桜花賞組を除いてはこの4頭が人気となる模様ですが、ややブランド過剰人気という印象もあります。
オールフォーラヴは低レベル忘れな草賞が思いの他の辛勝止まりで馬体減り続けている通り上がり目は見込めないという厩舎ジャッジで、ランドネも低レベル最終便スイートピーSでようやっと間に合った様な馬で、カンタービレも馬体減り課題でのオークス直行ローテで、サトノワルキューレも相当神経質な調教過程で馬体減フローラS勝利というローテです。
まず各馬の直近好走の価値は桜花賞組には大分劣りますし、その上で状態面維持にも課題が残る様な低完成度馬ばかりで…この中途半端なブランド穴人気馬に手を出すならば、順当に桜花賞組を評価するか-もっと思い切った穴馬抜擢をしたいのが本年オークスです。
―トーセンブレス 牝3 柴田善 55 美北 加藤征
『ブレスジャーニー(菊花→有馬)同様に、ビジネスよりもロマン追求による“NHKマイル回避→オークス挑戦”のトーセンブレス』とタイトル付けしましたが、そのブレスジャーニーに明らかに不適に長距離・右回りにも拘わらずオーナー要請で夢路線を歩んだという経緯で、今回トーセンブレスにしても当初はNHKマイルCを予定していたのがオーナーサイドの意向でオークスへとなった経緯です。
母父ファルブラヴ、母はスプリンター…コノ馬のレース振りも例えば前々走フラワーカップでも寧ろ脚が上がっていたのはカンタービレよりもコチラだった通り…距離が延びて良いタイプだとは思えません。
オーナー夢路線から解放された時に改めて。
―ウスベニノキミ 牝3 三浦 55 栗東 鈴木孝
個人馬主所有馬で、未勝利戦は果敢に重賞挑戦…それで権利獲りならずもオークス参戦を諦めずという経緯。
前々走フラワーカップでは輸送競馬で馬体減を起こし、前走フローラSでは内枠からタフな競馬を強いられ、そして更に間隔詰まる今回はこれまでよりも明らかに手控え気味の調整過程…お釣りナシだとしてもオークスには出走するコト自体に価値が見出されているのでしょう。
△トーホウアルテミス 牝3 松若 55 栗東 谷
前篇にて『昨年も[牝馬中長距離特注血統ハービン牝駒2頭+人気3頭]…人気薄激走馬は必ずスタミナ強調血統馬からというのが近年オークスの鉄板傾向』としましたが、その観点だけで言えば候補に挙がるのは3頭です。
1頭目は準特注血統マンハッタンカフェ産駒のゴージャスランチ、そして2頭目にはコノ馬を挙げたいです。
父ハーツクライ…それ自体はイメージ程は率が高い選択ではないのですが、それよりも注目すべきは兄に菊花賞トーホウジャッカルが居る母系血統です。
揉まれ弱さあるのでスンナリ先行競馬しか手が無いのは先行不利オークスに於いてはマイナス要素ですが、もしも展開利が得られる様であればスタミナ一番馬としてノーチャンスでは無いと見ます。
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ハービンジャー・マンハッタンカフェ…もう一頭挙げるとしたらゼンノロブロイです。
父ゼンノロブロイの産駒は出走ゼロですが、コノ馬はゼンノロブロイを母父に持っている点で好感です。
前走は結果的には内枠馬が不運を被ったレースでしたが、そうは言ってもコノ馬も大外枠からロス大きい競馬だったのは確かなので、そんな卑下する必要は無いパフォーマンスだったと見ます。
未勝利戦時代はHレベル戦での好走例多数で、ただし不向き中山コースだったり東京コースでの軽い決着だったりでキレ不足で勝ち切れずという戦績でした…母もこんな善戦ホースでしたが、そういう相手ナリに強い相手関係・タフなレース質で浮上する適性の持ち主に思えます。
その母は雨のオークスで二桁人気ながらも4着激走を見せました…同様に渋化馬場となり通常以上にタフさの要素が問われるオークスとなるならば侮れぬ一頭になると見ます。
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Source: 考えるヒント(常勝競馬)
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