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【中山記念の有力馬診断(前篇)】~[ヴィブロス]昨春の一件で佐々木オーナー騎乗依頼断絶(絶縁)から1年…例の浜中と違い再騎乗機会に至った内田博の大人力[再]←1年前の投稿タイトル~
投稿日 2018年2月20日 00:00:32 (競馬予想まとめ)
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【中山記念の有力馬診断(前篇)~[ヴィブロス]昨春の一件で佐々木オーナー騎乗依頼断絶(絶縁)から1年…例の浜中と違い再騎乗機会に至った内田博の大人力[再]←1年前の投稿タイトル~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
▽ヴィブロス 牝5 内田博 56 栗東 友道
まずは16年春フラワーC12着後の次走チェック馬見解を参照↓
『怒りの中1週(チューリップ賞→フラワーC)ローテ。
大魔神佐々木オーナーは持ち馬が逃げ戦法を採るコトが好きでは無くて、前走チューリップ賞では安易に逃げさせた内田博Jにお冠。
それもあって、馬体重410キロ程の3歳牝馬には酷な中1週のリベンジローテが組まれた経緯。
そのチューリップ賞は速いペースで逃げて悪くない粘りで能力はそれなりにある馬で、それに比べてだらしなかった今回は全面的にローテや状態など外部的要因による負けだろう。
まだ春を諦めないとしたら怪しさが出てくるが、キチンと間隔を空けるならば夏秋には期待できそうだ。
今回の2戦で(浜中Jみたく)内田博Jが干される可能性もあるかも・・・。』
・・・
昨夏宝塚記念シュヴァルグラン福永J騎乗の一件を契機に、大魔神佐々木オーナーの“絶縁”話はいよいよ周知の事実としてとして広く出回る話となりましたが、ウチでは福永Jより前から-内田博Jより前から-浜中Jの時から扱ってきたネタでした(ただの憶測で好き勝手書いているだけなので、真偽についてはご注意下さいませ…)。
浜中Jも内田博Jもそして福永Jも…独断専行の逃げ騎乗が発端となりその後の後始末の誤りもあって“一時絶縁”へと至ったという経緯でしょう。
ヴィブロスの3歳春は内田博Jの責任で終戦となったというのが陣営内の見方…15年には内田博Jを自身の主戦騎手だとのリップサービスも発していたた佐々木主浩オーナーだが、やはりと言うべきかヴィブロスの一件以降は長らく騎乗依頼が断絶していました。
それが昨年中山記念は新主戦の福永Jが負傷により、『他にも候補の騎手はいましたが、私がウチパクに即決』との経緯で、フラワーC以来約1年振りとなる佐々木主浩オーナーと内田博之の元常連コンビが復活となりました。
もちろん、約1年間も一切乗せていなかったのですから、両者の間に何も問題が無かったはずがありません。でも、若さ故に騎乗ミス以外の面でも余計な怒りを買う対応をした浜中Jと違って、誠意ある対応をしてきた内田博Jですから再びチャンスが回ってきたのだと思います。それにはどうしても1年間という期間も要したのでしょうが。
最近の話題としては福永Jも“絶縁”かと言われていますが、福永J程の世渡り力を持った人間がそういうコトにはならないと思うんですよね…浜中J(永久)パターンではなくウチパクJ(一時)パターンの方になると勝手に想像していますが。
最後に馬についてですが…前走エリ女凡走については外枠先行策で掛かったのが全てでしょう…これまでの激走歴はインから器用に捌けた場面だっただけに、初距離二二で外目競馬で掛かるという真逆の形は如何にも厳しかった印象でした。
ココは破格賞金ドバイへの叩き台という一戦だけにどこまで海外遠征に向けて余力を残しての叩き台にできるかというのがテーマになるでしょうから、その時には仕事人ウチパクJは適任なのでしょう…逆に勝ってしまったら本番へ向けて心配な位です(激走は無いと見ます)。
▽ウインブライト 牡4 松岡 56 美南 畠山吉
3歳時の若竹賞から毎日王冠までは全てのレースで外枠を引いていたが、その後の近2走は小回り二千条件で有利な内枠を引き当てた。福島記念にしても中山金杯にしてもその内枠を最大限生かす様なワンパターン競馬での連続好走。
3走前毎日王冠では如何にもなキレ負けを喫しているだけに、このワンパターン条件・ワンパターン競馬以外での戦闘力については未知な面は否めない。
晩成ステゴ牡駒で、未勝利勝ちからずっと手綱を取っている松岡J曰くまだまだ発展途上の馬であると…ココも近2走同様に内枠競馬ならば善戦はあるだろうが、現状ではいきなりこの相手強化戦で大きく花開くという結果はもう少し先ではないかと…。
―ディサイファ 牡9 田中勝 56 美北 小島太
小島太調教師のラスト重賞…ちなみに競馬ブック紙で小島太厩舎を最も得意と公言する某TMの1週前印は“△”でした…多少盛った印を打ってくると思いますのでそれで△以下ならば軽視妥当と見ます
一昨年マイルCSでの浜中事件の後遺症で他馬を気にする面が強くなっている馬。
それが昨秋オールカマーは超スローペースであまりに前が手薄な隊列、天皇賞秋では多くの馬が外に持ち出して内がトンネル状態になる隊列、そして前走AJCCも少頭数縦長隊列で…どれもこれも弱点を覆い隠せるレース振りが叶ったコトが大きく寄与している健闘でした。
前走AJCCではそれだけお膳立て整っても3着まで届かないのは衰えとしか言いようが無くて、ココも少頭数競馬というのは◎なのですが距離短縮でどこまで楽なさせてもらえるか次第ですね…。
▽マイネルサージュ 牡6 三浦 56 美北 鹿戸雄
条件戦を6連続好走=2連勝で突破して鳴り物入りでOP戦線殴り込みも期待外れの連続という昨年戦績。
初戦万葉Sは長丁場で掛かった度外視負けで、3戦目メトロポリタンSも同様に掛かりHペ先行チグハグの度外視負けで、3走前オールカマーは致命的不利受けた度外視負けで、前々走アルゼンチン共和国杯は逃げて脚溜まらずの敗戦で。
それに対してまともに競馬した2戦目日経賞&4戦目目黒記念はG2でバイアス不利の競馬して約1秒差なら悪いとまでは言えない結果で、まあまともに折り合い難出さずに走れば4走前丹頂S4着・前走白富士S3着くらいの実力はあると言えそう。
ただ、その丹頂Sは上がり37秒級で、白富士Sも稍重馬場の一戦で、コノ馬のレース振りからはこの距離千八良馬場対応のスピードは無さそうなので後方展開嵌まって掲示板で精一杯ではないでしょうか。
▽ショウナンバッハ 牡7 戸崎 56 美北 上原
まずは前走AJCC6着後の次走チェック馬見解を参照↓
『この馬は過去の中山二二重賞挑戦4走の内3走では掲示板級の人気薄健闘結果を残していたのですが、その中で唯一崩れたのが昨年AJCCでした。
前者の共通項としては前半は脚を溜めて直線で一足勝負という形で、後者の共通項としては出して行く競馬をしてしまった点でした。
その昨年AJCC前後でそういう競馬をさせたせいで不振に陥り、距離マイル起用で必然的に後方競馬に戻る教育を経て最近また末脚を繰り出せるようになっていた経緯でした。
なので、戸崎J起用は勝負手だったはずですが、結果的には完全に裏目・戸崎Jの罪は深いという結末に…次走は様子を見たいですが再び後方競馬の癖が付けば18年一杯もギリギリの戦いができる位の馬の能力はあるはずで…。』
・・・
今回は距離短縮ローテで、そして前走の反省を踏まえて乗ってくるだろう戸崎J継続騎乗ならば十中八九で後方競馬になるはずです…それは昨年の復調過程をなぞる様なレース起用なので◎と見たいです。
ただし、それが効力を発揮するのは次走以降という見立てで、さすがに距離千八で間に合わせてくる脚がある馬ではないでしょうから。
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コノ馬には昨年3度も穴◎を打ちました通り、個人的に高く評価している一頭です。
今回の小回り千八条件というのは、実はコノ馬が昨年最も高いパフォーマンスを叩き出したレース(6走前)と同条件であり、そしてその時以来の同条件出走というコトになります。
得意舞台条件で、良績の間隔空きローテで、前走敗因の一つである輸送競馬でも無くて…ココは一発チャンス十分では無いかと見ています。
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Source: 考えるヒント(常勝競馬)
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