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函館記念 2017 出走予定馬:マイネルミラノ、コーナーの魔術師、小回りで真価を発揮し連覇を狙う
投稿日 2017年7月10日 23:00:33 (競馬予想まとめ)
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2017 7/16(日)
第53回 函館記念(GIII) 函館芝2000m
予想用・出走予定馬一覧
昨年の函館記念を制している実力馬マイネルミラノが今年は連覇を賭けて函館記念に出走予定だ。今年は福島民報杯を制してはいるものの重賞の舞台ではワンパンチ足りないところを露呈させている。それだけにこの小回り函館の舞台を活かして強烈なコーナーでの抜け出しを見せることができるかに注目したい。
東京1800でもやれると思っているが、乗り方が難しいと思うし1周コースならそこまで極端なトップスピード戦にはならんだろうと。ただあまりスローに落としすぎると今の高速函館だとそうなってしまうこともあるし、できれば前半ある程度ペースを作ってほしい。上げ切るまで行かなくても良いが後続の脚を削ぐペースでもこの馬はコーナーでもう一段加速できる武器を持っているからね。
●福島民報杯(OP) 1着 16頭8枠15番
福島芝2000m良 1:58.5 58.1-60.4 H^2
12.5 – 11.0 – 11.4 – 11.5 – 11.7 – 11.8 – 12.3 – 11.9 – 11.8 – 12.6
まずは2走前の福島民報杯勝ちから。ペースは2.3でかなりのハイだがこれは単騎逃げのシャイニングレイのもので実質的にはこの馬の位置ぐらいで大体59秒前後というところ、ややハイ寄りの平均というところだろうがそれでも結構流れていたのは間違いない。L4地点でシャイニングが落としていたというぐらいでそれより後ろは恐らく比較的淡々とした流れだったと思う。
15番枠からまずまずのスタート、押して押してハナをというところだが外のステイインシアトルの方が二の足が速く譲って好位列の外から諦めずに押し上げていくという形。向こう正面では単騎でシャイニングレイがハナを奪って進めていく中で、ステイインシアトルの外から少し離れた2列目で大体実質平均ペースで進めて3角。3角で一気に勝負に出てここで突き放して直線。序盤ではまだセーフティリード、L1ではちょっと甘くなったがそれでもきっちりと粘り切っての勝利だった。
この馬の良いところは厳しいペースを作っていても要所で必ずいい脚を使える。これが一つ目の武器。もう一つはコーナーで非常に鋭く動ける。福島の場合は3角は緩いのでそこまででもないが、タイトなところでもしっかりと速く動けるので今回みたいにコーナーで一気に出し抜くケースも多々ある。直線勝負よりもコーナーで分散しながらがいいし、なおかつ基礎スピードも高いので全体を速めることでも削がれない分余計に鋭く感じる。端的に言えば相対的な鋭さというところか。
●エプソムC(GIII) 7着 18頭1枠1番
東京芝1800m良 1:46.3(+0.4) 48.2-46.2 S^2
12.8 – 11.4 – 11.9 – 12.1 – 11.5 – 11.7 – 10.8 – 11.6 – 12.1
東京1800m戦でとなると油断するとこういう競馬になってしまう。もちろん分散する意識を持って仕掛けていて、2段階加速だがL3最速は10.8と極端なトップスピード勝負になった。2段階加速でのTS持続戦ということで本仕掛けが早くなってしまった、全体のペースを遅くし過ぎて後半特化にしたのが敗因だと言っていい。
1番枠からまずまずのスタート、そこから押して押してハナをというところだが行き脚が微妙でマイネルハニーの方が前に行ってハナ、2列目ポケットだが一頭だけ馬場の悪い内を選んで進んでいく。3~4角でも馬場の悪いところからコーナーワークで先頭列に取り付いていく、ペースを徐々に引き上げて馬場の良い中目まで上手く持ち出して直線。序盤の最速地点で一足は使うがL2で苦しくなって2列目に吸収される。L1でも甘くなって掲示板も外してしまった。
速かろう遅かろうがトップスピードに乗ってしまうと使える脚は一瞬しかない。L3最速10.8で他も余力を持っている状況で直線勝負になってしまうとここでは何とか抵抗できても減速ラップで苦しくなるし他の馬はまだまだ余裕があった。前半で上手く分散しきれず後半のTS持続力が高いレベルで問われた中で直線勝負では分が悪い。この馬は過去1度ぐらいしか33秒台の上がりを使えていないが、最速地点では大きくキレ負けしているわけではないというところでも瞬間的な脚を活かしたい馬。基礎スピードを高いレベルで持っていてペースが上がったとしても一足は使えるのであれば、そうやって全体のペースを引き上げて後続の脚を削ぐことが相対的に要所の鋭さに繋がってくるという難しいタイプの馬だと思っている。ただ、上手く嵌め切れれば個人的にはかなりやれる馬だとも。
●函館記念(GIII) 1着 16頭3枠6番
函館芝2000m良 1:59.0 60.0-59.0 S^1
12.3 – 11.0 – 12.0 – 12.4 – 12.3 – 11.6 – 11.9 – 11.7 – 11.9 – 11.9
ただ、昨年の函館記念勝ちは結構意外な結果で、ややスローと前半はそこまで上げなかったが後半5Fで分散する形でポテンシャル勝負に持ち込んだ。これで圧倒してきたのはこれまでの内容から意外だった。コーナーで長く脚を使う形になるが、丹内が一気にギアを上げずに馬なりで進めたことがこれに繋がった感はある。
6番枠からまずまずのスタート、そこから押して押しての先行策一気にハナを取り切って主導権を取り切る。オツウが外から競ってくるがこれを制してペースをコントロール、ややスローに持ち込む。向こう正面の上りの段階でじわっとペースを引き上げながら3角に入っていく。3角でも馬なりで楽に進めて後続を引き離しにかかる。4角でも手応えが良いが仕掛けずに馬なりでトップギアに入れないまま直線。減速ラップを踏みながら仕掛けてL1を落とさず後続の追撃を寄せ付けずの完勝だった。
個人的にはこれまで大知が3角で一気に仕掛けて一気に突き放して一気に甘くなる、というのがミラノのイメージ。これを丹内は一気にトップギアに入れるのではなく馬なりで有酸素運動を続けていくという競馬をしてきた。速いラップを踏ませない、無酸素運動状態にしないことでポテンシャルを高めることができたという認識かなと。この競馬ができる丹内とのコンビは個人的には合っていると思う。
●2017函館記念に向けての展望
いろいろな選択肢があると思うが、今年は高速馬場状態で行われる可能性が非常に高い。仮に昨年のような60秒のペースで進めてしまうと今年の馬場なら後半は58秒前半まで入ってくる可能性は濃厚。そうなると速いラップを要所で踏む形になりかねない。しっかりと前半のペースを遅すぎないように刻んでほしい。具体的に言うならやはり59秒前半は視野に入れてほしいというところだ。特に目の上のたん瘤と言っていいのがステイインシアトルだと思うし、ステイが前半ゆったり入れれば前目からの後半のポテンシャル面、トップスピード面は結構高いレベルのものを見せてきている。末脚の絶対量勝負だけは避けたい。そのためにも全体のペースをある程度のレベルまで引き上げていく必要はあると思う。そして昨年の函館記念のようなイメージで3~4角で仕掛けて一気にトップギアに乗せるのではなくしっかりと馬の前向きな気持ちを利用してコントロールしながら4速を保つような走りをしてほしい。そうすれば長く脚を使えるポテンシャルを示せているし、コーナリングの上手さも加えて楽しみが多くなる。力はあるので、後は上手くこの馬の競馬を丹内がしてくれれば。ずっと期待している馬なので、丹内とのコンビで大舞台まで駆け上がってほしい。
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Source: 競馬予想まとめアンテナ
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