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投稿日 2023年3月26日 21:31:36 (データ理論)
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<日経賞 回顧>
<総評>
不良馬場で行われており、こういった馬場への適性が求められるレースでした。
渋った馬場は着差がつきやすいと言われておりますが、今回の勝ち馬であるタイトルホルダーの8馬身差は見事でした。
では1頭ずつ見ていきましょう。
1着のタイトルホルダー
強いタイトルホルダーが戻ってきましたね。これは春のG1が楽しみになります。
今回は逃げ馬が揃っており、どの馬がハナを主張するかもポイントだったと思いますが、横山和生騎手は完全に行き切るつもりでいましたね。
スタートは普通でしたが、テンの脚はやや微妙でした。これは59kgが影響していそうです。
ただハナを奪ってからはこの馬のペースで悠々とレースを進めることができました。こうなるとこの馬は強いですね。
今回のような馬場への適性も高かったようです。渋ったら侮れない馬ですね。
天皇賞春ですが、今回の激走もあって当然ながら主役級の1頭と言えるでしょう。シン・京都競馬場ですが、コース形態は変わりません。前有利の可能性は高そうですね。
それならばこの馬には厚い印が必要でしょうね。
そして凱旋門賞の不良馬場と日本の不良馬場は全く違うことが改めて証明されましたね。
2着のボッケリーニ
G1は0-0-0-2ですが、G2からG3の成績が2-4-1-3となりました。馬券外に敗れた3回も4着~6着であり、この馬は典型的なG2大将ですね。
浜中騎手のコメントでは不良馬場を苦にしていなかったようです。確かに走りっぷりを見てもそうでしたね。
G1では厳しい馬ですが、雨が降ればワンチャンあるかもしれませんね。ただもう7歳です。これ以上の上積みに期待するのは酷でしょうね。
G2~G3において大敗するまでは常に買い続ける。それでいいのかなと思っています。
3着のディアスティマ
細かい部分は違うかもしれませんが、デアリングタクトと同じ繋靭帯炎で長期休養を余儀なくされた馬です。今回が復帰3戦目であり、徐々に復調傾向が見えてきましたね。
元々、ハナを主張する競馬もできた馬ですが、今回はタイトルホルダーの番手で控える競馬となりました。しかし、折り合いを欠くことなくレースを進めることができています。
元々、長距離レースで結果を出している馬ですからね。折り合いをつけることに関しては得意だったということでしょう。
あとは渋った馬場への適性もあったということでしょう。この馬に関しては阪神3200mの松籟ステークスを勝利しておりますが、意外と3000m以上は適性としてどうなのかなと思っておりました。今回の距離ぐらいの方が力を発揮できるタイプかもしれません。
4着のライラック
今回と同じ極悪馬場のエリザベス女王杯で好走しているため、今回も人気になったのだと思いますが、阪神2200mはこなせても中山2500mは厳しかったようです。
まず前につけた馬に有利な展開のレースにおいて向こう正面で一気にマクる競馬ではきびしかったですね。もう少しだけ前がつぶれる展開の方が良かったですね。
ただこの馬はこういう競馬の方が良さそうですね。マクる競馬がハマるレース、展開で狙うべき馬だと思います。
ポイントとしては向こう正面でペースが落ちるレースですね。そして先行勢が苦戦する展開です・・・ストライクゾーンが狭いですね。
5着のマカオンドール
戸崎騎手のレース後のコメントが面白かったです。
「かかる感じのタイプですが、この馬は怒らせたほうがいいので、そうやって走らせました。馬場も問題なく頑張ってくれたと思います」
馬場は合うでしょうね。そして折り合いを重視しない方が良いタイプなのですね。
子供への教育に例えると「君が勉強をやる気になるまで待つよ」というスタンスではダメということでしょうか。「早く勉強しろ!遊ぶな!」というスタンスが良いのでしょうか。馬ってそれぞれですね。
6着のヒートオンビート
馬場適性の問題でしょうね。勝負所での加速がイマイチでした。のめっていましたね。
稍重は1-1-1-1でしたが、重馬場と不良馬場は未経験の馬でした。今回は参考外ですね。
同じキングカメハメハ産駒で母系がサンデー系のボッケリーニは今回の馬場をこなして好走しておりますが、この馬はダメでした。面白いですよね。競馬って。
9着のアスクビクターモア
この馬が今週のクールポコでしょうか。「やっちまったな!」という感じですね。
見事な出遅れでした。「もしかして凄い追込馬としての才能があるかも・・・」と思っておりましたが、全くありませんでしたね。そして今回の渋った馬場への適性もなかったように思えます。
この馬の母父Rainbow Questですが、この血統で重馬場適性がないとは思えないですよね・・・ダビスタでは。
今回、レース後に田村調教師が「タイトルホルダーの後ろにつける作戦だった」と教えてくれました。本番もそういう作戦かもしれませんね。タイトルホルダーが逃げた時のレースは追込馬が苦戦する傾向にあります。ここは天皇賞春のポイントになりそうですね。
以上が日経賞の回顧でした。
今回は不良馬場で行われた特殊なレースだったので、こういった馬場への適性が好走を左右する要因となったと思います。
そして何よりもタイトルホルダーの復活は嬉しいですね。今、現4歳であるイクイノックス世代が注目されておりますが、現5歳世代にも頑張って欲しいですね。代表格のエフフォーリアは引退してしまいましたが、この馬とシャフリヤール、ソダシ、ソングライン、ジェラルディーナ、メイケイエール、レモンポップ、ジャックドール、ダノンザキッド、ピクシーナイトがまだ現役で頑張っております。春のG1、そして秋のG1戦線でもこの世代に期待したいですね。
【大阪杯の「穴の狙い目」はこの馬!】
大阪杯ですが現時点で狙ってみたい穴馬がおります。
それはダノンザキッドです。
2歳G1を勝利している馬ですが、その後もマイルチャンピオンシップで2回、香港カップで1回と合計3回も馬券になっています。
その割にいつも人気にならない馬ですね。それが面白いです。
前走の中山記念はドバイに向けた調整レースでした。結果は度外視していいと思います。
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参考レース京都記念も的中で・・・
阪神大賞典も勝利と、阪神で期待できます(^ ^)
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