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【回顧】NHKマイルカップ ~G1でのシンガリ人気馬の好走は超レアケース!ピンクカメオがサイン?~<2022>
投稿日 2022年5月8日 21:14:45 (データ理論)
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<NHKマイルカップ 回顧>
本命は◎セリフォスでした。結果は4着。
能力は高いと思っておりました。ただ心配なのは折り合い面と述べておりましたが、やはりレースでは行きたがるところを見せておりましたね。この部分の消耗が最後にひと踏ん張りが利かなかった要因でしょう。
逃げ&先行馬が全滅しており、前につけた馬には厳しい流れだったことも不運でしたね。
道中はインでロスなく直線を迎えており、直線でもキレイに空いた1頭分の内を突くことができました。今の東京は外差し傾向はありますが、最内の1頭分だけはそこまで荒れておりません。そこを突いたところも流石の福永騎手でした。
しかし、残念だったのは他馬と競り合う形に持ち込めなかったことです。
最後の4秒までは2着、悪くて3着と思って観ておりましたが・・・最後に1頭「変なの」が来てしまいました。東京の直線は改めて長いと思わせてくれるレースでしたね。
さて予定通り、次走は安田記念でしょう。コース替わりにより、前残り馬場が復活していれば面白いと思います。今回は展開等で不運なところがありました。今回の敗戦で人気が落ちていれば狙ってみる価値はありそうですね。
朝日杯フューチュリティステークスからのローテーションは気性面に問題のあるこの馬には厳しかったと思います。関東圏への初輸送も響いたかもしれません。
では追って回顧を行っていきます。
1着のダノンスコーピオン
2016年から前走重賞1着馬が好走できていないというデータを打ち砕いてくれました。
究明シリーズ「全滅編」では「5枠~8枠」で「後方過ぎない位置」から「上がり5以内の末脚」を使える馬ならば前走重賞1着馬でも面白いと述べておりました。
今回、このデータに該当するのはこの馬だと思い高く評価しておりました。4番人気であまり人気になっていないことにニヤニヤしていたほどです(・∀・)ニヤニヤ
また前走のアーリントンカップはおそらく過去最高タイムでした。高速決着になるだろうNHKマイルカップにおいても参考になるレースと見ておりました。
レースでは思ったより高い位置で競馬をしていたので驚きましたが、末脚のキレは流石ですね。東京では共同通信杯で7着に敗れておりますが、それは状態面が悪かったことが影響しております。左回りより、阪神の方が得意だとは思いますが、十分にこなしてきましたね。
この馬にも安田記念を目指して欲しいと思いますがどうでしょうかね。今年はそこまでメンバーレベルも高くないと思います。昨年同様に3歳馬でも通用するのではないでしょうか。
2着のマテンロウオリオン
出遅れました。そして最後方から2頭目を走っておりました。本来ならば届かない位置取りです。ただ今年は届きましたね。
例年と比べてもそこまで速い流れではなかったのですが、差し有利の傾向が例年より強かったかもしれませんね。
1枠1番から後方に下げて、外を回して一気に前の馬をぶっこ抜くという競馬で2着に来たのはおったまげました。
この馬だけがそういう競馬で好走していたのならば、この馬が強いということだと思います。ただ今回は似たような競馬をした馬が3着に来ております。
そう考えるとやはり展開が向いた感は否めないですね。今回の好走は見事ですが、出遅れた点は見逃せません。騎手が騎手なだけに出遅れるとすぐに後方一気の競馬を選択するのでそのあたりは注意が必要ですね。
3着のカワキタレブリー
「ふざけんな!誰やねん、お前!ボケー!」と某芸人さんが動画で絶叫しておりましたが、多くの方もそう思ったのではないでしょうか。
この馬も出遅れました。そして後方待機から末脚を活かす競馬を選択しました。
馬場や展開が向いての好走であることはもちろん2着馬と併せ馬のような形に持ち込めたのが良かったのでしょうね。
シンガリ人気ですからね。ケンタッキーダービーもシンガリ人気の馬が勝ちましたが、朝も午後もシンガリ人気が好走するなんて・・・面白いですね。
今回は馬体重を12kgも減らしております。明らかに輸送減りでしょう。それなのに来るなんて・・・やっぱり面白いですね。競馬って。
今回の好走で今後も人気になるかもしれませんが、さすがに今回はラッキーパンチでしょう。ただドレフォン産駒は日本に合いそうですね。
初年度産駒が3歳G1で2度も馬券になっています。しかも今回は高速決着においてです。
5着のインダストリア
悪い競馬ではなかったのですが、時計負けな感じがしますね。
1分32秒7は出なかったということでしょう。ジュニアカップでは強い競馬をしておりましたが、相手関係も弱かったですからね。
あとレーン騎手が重賞では全く好走できておりません。今年の成績は0-0-0-3です。3頭とも2番人気以内でこれです。
ちなみに2020年の6月からの芝重賞成績は0-0-0-8となっております。このうち 6頭が2番人気以内です。レーン騎手。そこまでの騎手ではなくなっている印象があります。
6着のキングエルメス
先行馬不利の展開で先行して粘り込んでの6着は十分でしょう。弱い馬ではないということです。
ただマイルはベストではないように感じます。1400mの方が合いそうですね。スプリンターを目指してみるといいかもしれません。ダノンスマッシュみたいになれるかもしれませんね。
7着のジャングロ
ゲートにぶつかってしまうぐらい落ち着きを無くしていたようです。
後方からの競馬では折り合いがついたとのことです。収穫はあったと武豊騎手は述べています。ただ逃げてナンボというタイプでしょう。スプリント路線の方が合うと思います。
8着のトウシンマカオ
この馬もマイルは長いでしょうね。マイルで1400mみたいな逃げ方をしてしまいました。
この馬がいなかったら、2着馬3着馬の好走はなかったかもしれません。
9着のアルーリングウェイ
状態面が悪かったのか、位置取りが悪かったのかですね。
そこそこのスタートを切った馬が初角14番手の競馬をしております。
最後は内を突いて伸びてきましたが、何の見どころもないレースでした。騎手が悪かったのかもしれませんね。あとこの馬もジャスタウェイ産駒です。厳しいですね。ジャスタウェイ産駒。
10着のタイセイディバイン
中途半場な位置で競馬をしてしまいました。
後方で脚を溜める競馬の方が良かったですね。結果論ですが。
使い詰めで状態面もイマイチであった可能性もあるでしょう。
11着のソリタリオ
左回りに替わる今回は一発もあり得るかなと思っておりましたが、全然でしたね。
直線で外に出せなかったことが残念でした。伸びない馬場を走り続けさせられての敗因でしょう。
12着のダンテスヴュー
13着のステルナティーア
14着のセイクリッド
16着のオタルエバー
18着のフォラブリューテ
普通に力不足ということで良いと思います。
ダンテスヴューに関しては3月が終わったのでクロウキャニオン一族の期限切れでしょうね。ステルナティーアは速い時計勝負に対応できなかったということでしょう。
15着のプルパレイ
ファルコンステークスの勝ち馬です。マイルは長かったのでしょうか。
本来ならば好走してもおかしくはない展開だったと思います。
シンプルに力負けという可能性もありそうですね。
17着のソネットフレーズ
デイリー杯2歳ステークスからの直行ローテ―はさすがに間隔が空きすぎでしょう。
使わなかった馬ではなく、使えなかった馬です。当時は強くても、今はそこまで強くないということでしょうか。
ただ徐々に力をつけて来た場合は別です。敗因はローテーションにあるので、しっかりと調教を積めば強くなる下地はあると思います。今後に期待ですね。
以上がNHKマイルカップの回顧でした。
カワキタレブリーは大変失礼ながら一世一代の大激走だったと言えるでしょう。
18頭立ての重賞レースにおいて18番人気が馬券になったことは1986年以降で9頭しかおりません。G1に限定すると3頭です。相当なレアケースということですね。
1頭は2015年のヴィクトリアマイルで3着に好走したミナレットです。これは記憶にも新しいですね。他にも2007年のNHKマイルカップでムラマサノヨートーが今回と同様に3着に好走しております。この時の勝ち馬は17番人気のピンクカメオでした。
ピンクカメオが亡くなって約1週間後にピンクカメオのような大穴馬が好走するとは何かの縁を感じてしまいますね。こういうところも含めてやっぱり競馬は面白いです。
【ヴィクトリアマイルの「穴の狙い目」はこの馬!】
ヴィクトリアマイルですが現時点で狙ってみたい穴馬がおります。
それはミスニューヨークです。
今週の東京競馬場は雨の降る予報が出ております。
もし、当日のレースが重馬場、あるいは重馬場よりの稍重ならば面白いのはこの馬ですね。
キングズベスト産駒は渋った馬場に強いタイプが多いです。馬場次第で狙ってみたいですね。
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直近はこの重賞を的中!
・阪神11R 天皇賞・春
三連複15.8倍×500円→7,900円
・東京11R 青葉賞
三連複54.9倍×500円→27,450円
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ちなみに昨年の秋G1戦線は
+133万円の収支出した
ので春G1戦線も期待できます!
今からでもまだ間に合う!重賞プラス収支の波に乗ってください(^o^)
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