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【回顧】根岸ステークス ~フェブラリーステークスで狙うべき馬は!?~<2022>
投稿日 2022年1月30日 20:52:30 (データ理論)
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<根岸ステークス 回顧>
本命は◎タガノビューティーでした。結果は3着。
過去10年間において初角10番手から上がり2位以内の末脚を使った馬の成績は6-2-5-5というデータがあります。今回はこのデータ通りの走りをしてくれるだろうと思って本命にしました。結果的に上がり最速の末脚を使っております。
ただ流石に最後方からの競馬は厳しかったですね。もう少しだけ前で競馬をしてくれたらとは思いました。極端すぎです。
しかし、重賞で初めて馬券になりました。ダート馬としてはまだ若い5歳です。今後の活躍に期待したいですね。
フェブラリーステークスは出られないかもしれませんね。出走できたとしても明け4戦目というローテも気になります。出てくると気になるので困る馬ではあります。
では追って回顧を行っていきます。
1着のテイエムサウスダン
2022年に入って重賞では惜しい結果が続いていた岩田の父ちゃんがついに重賞を勝利しました。会心のガッツポーズでしたね。
この馬は岩田康誠騎手が騎乗してから成績がグッと上がっています。面白いですね。
レースでは先行する競馬ではなく、やや控える形からの競馬となりました。前の馬からのキックバックにも耐えられるようになったとのことです。やはりダートは経験の世界ですよね。今までどれだけ砂を被ってきたかが重要となります。
また今回は馬体重を10kgも増やしての参戦でした。よほど体調が良いのでしょうね。
次走はフェブラリーステークスでしょう。しかし、岩田康誠騎手はマイルはこなせるとコメントしております。戦績を見る限りでは1600mは長いようにも思えますが、どうでしょうかね。
2着のヘリオス
先頭争いが激しいことを考慮してか、先頭集団を見るような形でレースを進めることができました。ここが大きかったですね。前の馬からのキックバックにも対応しておりました。
根岸ステークスは基本的に逃げ&先行馬には厳しいレースです。過去10年間のデータで見るとそれがはっきりしております。
初角1番手:0-0-0-10
初角2番手:0-1-0-13
初角3番手:1-1-0-8
初角1番手~3番手:1-2-0-31
しかし、今回のこの馬の初角は4番手であり、この厳しいデータには該当しておりませんでした。ただ4番手も相当、厳しい位置であることには間違いありません。それでいて2着に好走できた点は評価すべきでしょう。
ただ問題は1600mに延長してどうかということでしょうか。フェブラリーステークスでどういった競馬ができるかに注目ですね。
この馬の1400m以下の成績は6-2-1-3ですが、1600m~1800mでは0-0-1-3となっております。
4着のジャスティン
あと少しで3着というところまで頑張りました。流石の坂井瑠星騎手ですね。この馬の持ち味をフルに引き出しました。
本質的には1200mの方が良い馬でしょう。ただハナに立ち、悠々とレースを進めたことでマイペースに持ち込むことができました。
もう少しためらう走りをしたら、他の先行馬に絡まれる形となり、ペースは余計に速くなったでしょう。そうなると追込勢に圧倒的に有利となったかもしれませんね。
映像をよく見るとリアンヴェリテの状態が悪かったのか、競りかけることすらできずに敗れております。この馬の好走のポイントは「思い切りの良さ」と「同型馬の不調」にあったかもしれませんね。
この馬の買い時は1200mだと思っています。
5着のオメガレインボー
脚が余っていますね。残念でした。
直線では内からスルスルと抜けてくることができませんでした。
一旦、外に出すロスがありました。ここがスムーズならば結果は違ったと思います。
1200m~1400mは短いような気がします。フェブラリーステークスに出走できれば面白いかもしれませんが、収得賞金4300万円では出られないかもしれませんね。
6着のタイムフライヤー
昨年3着に好走しておりますが、1400mはこの馬には短いと思います。
追走にやっとであり、直線では他馬と接触もあり、スムーズな追い出しができませんでした。
ただ最後の直線での伸び脚には目を見張るものがありました。この馬のベストコースは東京ダート1600mだと思います。2020年のフェブラリーステークスでは5着に好走しております。戦績だけを見るともう終わった馬に見えるかもしれませんが、経験が豊富な7歳です。こういう馬が穴を開けるのがフェブラリーステークスです。どうでしょうかね。
9着のソリストサンダー
1番人気でしたが完全に空気でしたね。どこで何をしていたのでしょうか。
よく見ると直線ではどん詰まりを繰り返しておりました。1400mは短かったというのも敗因の1つだと思いますが、これだけ詰まると厳しいでしょうね。
休み明けが0-1-1-5と良くない馬です。プラス4kgというゆとりのある調整も敗因の1つでしょう。
武蔵野ステークスでは強い競馬で勝利している馬です。狙い目は次のフェアリーステークスでしょうね。今回は参考外と見ていいと思います。
10着のエアアルマス
今週はルメール騎手の重賞騎乗馬はおりませんでした・・・と思いたいぐらい何もありませんでしたね。この馬が5番人気というのは無理がありました。
悩めるルメール騎手です。これで2022年の重賞成績は0-0-0-6となりました。
重賞において直近14レースで0-0-1-13です。これは震えてきますね。
次週は東京新聞杯でファインルージュに騎乗予定です。今のところ想定オッズでは1番人気です。さて、どうでしょうかね。
以上が根岸ステークスの回顧でした。
今回、上位に好走した馬を見ると1200mもこなせる馬が多いように思えます。
スピードが求められるレースだったかもしれませんね。1600mが主戦場という馬には厳しかったです。
フェブラリーステークスは2016年以降、前走が根岸ステークスだった馬が毎年、馬券になっております。今年はどの馬が好走するのでしょうか。
なんと前走根岸ステークスで2着以内だった馬の成績は3-1-3-3であり、6着以下が1頭もおりません。テイエムサウスダンとヘリオスが出走できれば面白い存在にはなるでしょうね。
【東京新聞杯の「穴の狙い目」はこの馬!】
東京新聞杯ですが現時点で狙ってみたい穴馬がおります。
それはアオイクレアトールです。
圧倒的な東京巧者であり東京競馬場での成績が3-4-2-0と良い馬です。
前走のキャピタルステークスは昇級初戦から3着に好走しております。
内目の枠からスムーズに先行する競馬ができれば面白いですね。
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