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投稿日 2022年1月16日 22:16:38 (データ理論)
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<京成杯 回顧>
本命は◎ホウオウプレミアでした。結果は6着。
前走の百日草特別はスタートが悪かったので、そこが心配でした。しかし、今回はスムーズにゲートを出たので安心しました。
しかし、自分より外の馬が積極的に前に行ったことにより、折り合いを欠いてしまいました。最初のコーナーに入る前でまさかのジェットスキー。岩田の父ちゃんはこれが出てしまうとダメです。最初の1000mを過ぎても馬とケンカをしておりましたね。
そこまでペースが速くなかったので、早めに動くのかと思って観ておりましたが、全く動かず。
思わず「動かざること山の如しか」とツッコミをしてまいました。
ロジハービンがグッと位置を上げた時に動くべきでしたね。レースの流れに全く乗れておりませんでした。何か考えがあったのでしょうか。陣営の指示でしょうか。
レース後の奥村調教師のコメントは以下の通りです。
「見てのとおりです。後手後手で競馬になっていません。それでも最後に来ているように能力は足りると思います」
「岩田の父ちゃん、ボケェ!(某芸人風)」と思わず言ってしまいたくなりますね。これは。そして最終レースで単勝34倍の馬で勝利する岩田の父ちゃんでした。
私はこれぐらいでお母さんには電話しませんが、小笹オーナーにはこう電話したいですね。「2億7000万円の馬でこの結果は・・・心中お察しいたします」
では追って回顧を行っていきます。
1着のオニャンコポン
「俺達は皆、求められたから存在する」という名言で有名な進撃の巨人・オニャンコポンが名前の由来となった馬です。可愛い猫ちゃんを想像してはいけません。
このオーナーは結構なアニメオタクだと思います。よりによってこの名前をつけるとは。
他にもエスデス、ナイトレイドなど「アカメが斬る」からも馬名をつけております。
前走のホープフルステークスでは11着に敗れてしまいましたが、今回は勝利。同じ中山2000mなのに何が違うのかと思われると思います。
しかし、今回はこの馬にとって、そしてエイシンフラッシュ産駒にとって理想的な展開でした。
オニャンコポンが出走した全レースのタイムをまとめてみました。
ホープフルステークスはタイトな流れによるタフな持続力勝負でしたが、それ以外のレースは瞬発力が求められる展開です。オニャンコポンはこういった展開に強い馬です。
エイシンフラッシュ産駒にとって今回が初重賞勝利となりましたが、これまでの成績は0-1-1-62と散々なものでした。しかし、2着だったレースは中山金杯のココロノトウダイです。今回と同コースでやはり同じような展開で好走しております。
父エイシンフラッシュもスローからの瞬発力勝負には強い馬でした。ここが遺伝しているように思えます。ただ瞬発力は良いのですが、それが続きません。軽すぎるのです。これがエイシンフラッシュ産駒の弱点だと思っています。
肝心の皐月賞ですが、スローからの末脚勝負にはなりにくいレースです。そうなるとこの馬は厳しいでしょうね。
2着のロジハービン
この馬は強いと思っておりました。諸般の事情で本命にはできなかったのですが、実は買い目を見たらわかるように本命と同じ評価でした。
返し馬からやる気十分だったようですね。しかし、レースではうるさいところを見せておりました。後方からの競馬となりましたが、ペースも遅く、馬も行きたがるということで戸崎騎手は「能力解放」を行って早めに仕掛けることとなりました。これは仕方ないですね。
雑な競馬をしてしまったために最後は甘くなって差されてしまいましたが、賞金を加算できたのは大きいと思います。馬体が雄大で大味なハービンジャー産駒ということでブラストワンピースの下位互換のような馬ですね。もう少し器用さが増せば面白いと思いますが、そこが難しいでしょうね。皐月賞ですか?う~ん。外枠は良さそうです。
3着のヴェローナシチー
馬の能力というよりは団野騎手の好騎乗でしょうか。驚きましたよ。団野騎手が重賞において差す競馬で好走するは珍しいので。
スタートが悪くて後方からの競馬となりました。腹を括ってインを走りました。直線では前が空かずに追い出しが遅れる不利がありました。しかし、これが却って脚が溜まることとなり、最後の末脚につながったということでしょう。
ロジハービンが早めに仕掛けたため、前のめりの展開となりました。これで内枠の馬は最後に苦しくなりましたね。そこを差してきたという感じです。
団野騎手が何かを掴んだというわけでもなく、馬も能力が高かったとは思えないですね。
人馬ともに今後の成長に期待はしたいですが。
4着のアライバル
前走1600mというのが気になって無印としましたが、久しぶりプラス16kgという大幅な馬体重増で馬の動きがイマイチでしたね。
ただ最後は伸びているように乗り方次第ではという感じはありました。
初の右回り、初の2000mと乗り越えるべきハードルは高かったですね。
それにしてもルメール騎手が大変なことになっております。12月以降の重賞成績がこちらです。
直近14レースで1-0-1-11という成績に終わっております。単勝回収値13、複勝回収値18です。これは大変なことになっております。
5着のテンダンス
なかなか前が空かず、追い出しが遅れたのが残念でした。
ここがスムーズで早めに抜け出すことができていれば結果は違ったかもしれませんね。
ただ最後は苦しくなりましたね。ジャスタウェイ産駒は結構、中山2000mへの適性があると思います。お父さんと似ていませんね。
14着のヴェールランス
ビビるぐらい負けましたね。この馬は勝ち馬とは逆でタフな持続力勝負の方が良いタイプです。勝負どころで置いていかれてしまいました。
また外からロジハービンがマクってきたことで萎えてしまった可能性もありますね。
若い頃の馬って自分より強い馬が外からマクって来ると萎えることがあります。
皐月賞でコントレイルにマクられて萎えた馬にサトノフラッグがおりました。圧倒的な力の差を目の前にするとそうなるのは人間も馬も一緒みたいですね。
以上が京成杯の回顧でした。
空前のオニャンコポンフィーバーでしたね。こういう面白い名前の馬が好走すると盛り上がります。この馬に関しては実績もありますので、皐月賞はある程度、人気になるでしょうね。これは逆張りするのもありだと思います。
今回の勝ち馬は菅原明良騎手でした。4年目の騎手ですが、この同期は本当に頑張っております。ほとんどの4年目騎手が重賞を2勝しております。
1人だけ5勝ぐらいしていないといけない騎手がいるのですが・・・。
なぜ、勝てないのか。簡単かもしれません。前につける競馬をしていないからです。
92レース中79レース(85.9%)で差し、追込の競馬となっております。これは異常ですね。逃げは1度もありません。
92レース中36レースが前走で逃げ、先行の競馬だった馬です。重賞になると位置が下がってしまうことが敗因でしょうね。思い切って前につける競馬をしないと今後も厳しいでしょう。
【AJCCの「穴の狙い目」はこの馬!】
AJCCですが現時点で狙ってみたい穴馬がおります。
それはラストドラフトです。
昨年のこのレースでは3着に好走した実績があります。
そこから4レース連続で敗れておりますが毎日王冠、天皇賞秋と敷居が高いレースに出走しておりました。
今回は鞍上が戸崎騎手に戻るのは好材料です。妙味はあると思います。
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収支額:+449,200円
※1月の実績がこちら↓↓
・01/05 中山金杯→52,300円/872%
・01/05 京都金杯→19,900円/332%
・01/08 中山1R→×
・01/08 中京1R→1,900円/32%
・01/09 中山1R→55,700円/928%
・01/09 中京1R→40,200円/670%
・01/15 渥美特別→1,400円/23%
・01/15 中山6R→2,400円/40%
・01/16 中山8R→×
・01/16 中山6R→×
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