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【回顧】秋華賞 ~2年前、3冠レースを3頭で分け合った年は競馬界を引っ張る存在に~<2021>
投稿日 2021年10月17日 23:33:02 (データ理論)
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<秋華賞 回顧>
本命は◎アンドヴァラナウトでした。結果は3着。
先週の重賞でもそうでしたが【NGH】【ヒモ解き】【BETA】の全てに該当した馬でした。
究明シリーズ~邪推編~でも激推しをさせてもらった馬です。
エアグルーヴ一族の悲願は達成できませんでしたが、やはりこの血統の馬は「人気で逆らうべきではない」ですね。そして阪神2000mへの適性があります。
未勝利戦を勝利したのが今年の4月末。フローラステークスの日です。そこから休みなく走り続けて今回が明け5戦目でした。何とか状態面を維持しての好走だったと思います。
安定感の高さに加えて、能力が高い馬であることも間違いないでしょう。
今回は上手く先頭集団につけて、直線では内の狭いスペースを抜けて走ってきました。
やや嫌がる素振りがあったように思えますが、こういう狭いところにも飛び込める強さもあります。
来年以降、古馬になってからの活躍に期待が持てますね。マイルも走れる馬です。左回りも得意です。ヴィクトリアマイルに向けて頑張って欲しいと思います。
古馬の牝馬路線を引っ張っていく活躍に期待したいですね。あぁ、好走してくれて良かった。
では追って回顧を行っていきます。
1着のアカイトリノムスメ
オークスからの直行ローテでの勝利は4年連続です。
アーモンドアイ、クロノジェネシス、デアリングタクト、そしてアカイトリノムスメです。メイチがエリザベス女王杯なのではないかと疑ってしまいましたが、これは王道ローテと化しておりますね。
左回り専用機とは思っておりませんでしたが、今回のように序盤から良い位置につける競馬ができれば右回りでも通用しますね。
ペースが速くならないと見た戸崎騎手の好騎乗だったと思います。
タイトなペースになった場合は厳しかったかもしれませんが、今回は1000mの通過タイムが61秒2であり、前後半の3ハロンタイムは36秒6-36秒5です。このぐらいのラップなら対応できるでしょう。
ディープインパクト産駒は牡馬よりも牝馬が走るのは周知の事実だと思いますが、この馬のように全兄がG1で好走すらできない中、牝馬がG1を勝利するのを見ると改めてそうなのだなと思ってしまいますね。
牝馬3冠レースのうち2冠を金子オーナーが勝ちました。どちらもお気に入りの血統においてです。本当に金子オーナーは凄いですね。競馬界の勝ち組です。
2着のファインルージュ
おそらくペース次第では先頭集団を見るような位置で競馬を進めることも頭にあったと思いますが、外枠だったこともあり、さらに多くの馬が積極的に位置を取りに行ったため、控える形となりました。これは仕方ないですね。
そこまでペースが速くならなかったので、やや前につけた馬に有利な展開になったので差し届かないところがありました。展開と枠で負けた感が強いですね。実力で負けたわけではないと思います。
キズナ産駒にとって初のG1勝利はお預けとなりましたが、この馬も強いですね。
ただ今後、牝馬限定G1に適鞍がないように思えます。ヴィクトリアマイルは求められる適性が違うと思いますし、エリザベス女王杯はやや距離が長いようにも思えます。だからといって牡馬混合G1で戦えるほどの力は現状ではないと思います。困りましたね。
4着のエイシンヒテン
淡々とレースを進めることができたのが好走要因です。
父エイシンヒカリにそっくりですね。人気薄での激走が期待できるタイプだと思います。
逆にマークされるような展開になると脆いところがありそうですね。
ハイペースで逃げるタイプの馬ではありません。この馬がハナを主張するレースは今回のようなミドルペースです。
5着のスライリー
今回はほぼ完璧な競馬ができましたね。できればもう1列前につける競馬ができた方が面白いかったでしょうね。
オルフェーヴル産駒ということもあり、難しいところがある馬なのかもしれません。
たまに好走しますが、惨敗もします。穴で狙いたいタイプですね。
6着のステラリア
悪い競馬ではなかったですね。スタートが決まらず横の馬と接触があったために後ろからの競馬となってしまいました。展開が速い流れで進まなかったことが残念でした。
オークスは作戦ミスで負けた馬です。今回は展開が向かずに敗れております。
まだ見限れないですね。重賞で好走できる力はあるかもしれません。
7着のアールドヴィーヴル
この馬の適性距離は現状ではマイルですね。
オークスは溜めた競馬をしたのでスタミナが持ちましたが、今回は積極策を取ったために最後に苦しくなってしまいました。
馬体重が450kg台になったら重賞でも通用すると思います。もっと食べてトレーニングをしてたくましくなって欲しいですね。
7着のアナザーリリック
悪い競馬ではありませんでしたが、今回の舞台では適性がマッチしていなかったですね。
ドゥラメンテ産駒もそうですが、リオンディーズ産駒もスローからの瞬発力勝負に強いタイプが多いと思っております。
ただリオンディーズ産駒ですからね・・・重賞では厳しいかもしれません。
9着のミスフィガロ
後方から競馬を進めて、4角では外を回って末脚を活かすという競馬しかできない馬です。今回のレースでは厳しいですね。
狙うならば左回りの方がいいでしょうね。この血統はディープインパクト産駒でも牝馬より牡馬の方が強いのかもしれません。
この馬も馬体がまだ寂しいですね。430kg台にはなってほしいです。
10着のソダシ
飛びましたね。思いっ切り。嫌な予感はしておりました。やはり飛んだという感じですね。
動画の究明シリーズ「メイン編」でも述べましたが、ソダシはクロフネ産駒の牝馬であり、2000mは長いと思います。
札幌記念は「軽斤量」が有利に働きました。元々、3歳牝馬には有利なレースであり、また洋芝というのもクロフネ産駒にマッチしていたのだと思います。
動画でも述べましたが、クロフネ産駒の牝馬が2000mで好走した時は全て走破タイムが2分00秒以下だった時でした。つまりスピードで押し切ることができる展開や馬場であることが重要ということでしょう。
今回の勝ちタイムは2分1秒2であり、スピードだけではなくスタミナやパワーも問われるレースでした。こうなると厳しいでしょうね。
この馬はマイルまででしょう。今回の敗因は「歯が折れたこと」という可能性もありますが、レース前でうるさいところを見せてきております。母ブチコもゲートに突進して出走取り消しになった過去があります。そろそろ「おてんば娘」の血が騒ぐ頃かもしれません。
若い頃は「従順で完成度の高さが武器の馬」でしたが、徐々に厄介な性格が表に出てきております。ゴールドシップもそうでしたよね。そういえば厩務員が同じ今な・・・いや、何でもないです。この世代を引っ張ってきた馬ということでリスペクトはしておりますが、来年は違う馬がこの世代を引っ張っていく可能性はあるでしょうね。
11着のスルーセブンシーズ
紫苑ステークスで2着に好走した実績はありますが、紫苑ステークスは勝ち馬以外は内をスムーズに回った馬が好走するレースでした。その恩恵をフルに受けた馬ですね。
現状、重賞では足りない馬だと思っております。
12着のサルファーコスモス
大事な時期を骨折で棒に振ってしまった馬です。さすがに今回は相手が悪かったですね。
まだまだこれからの馬だと思います。今後に注目ですね。
13着のユーバーレーベン
【逆・ヒモ解き】該当馬でした。スプリンターズステークスに続いての成功です。
2021年のG1は14レース中11レースで【逆・ヒモ解き】の指名に成功しております。
成功率は79%にまで上がりました。
全くいいところがありませんでしたね。この馬もオークスからの直行ローテでしたが、この馬は状態面が整っていなかったように思えます。
軽症とは言われておりましたが、前哨戦に出走していないことが引っ掛かっておりました。
ラッキーライラック、ウインマリリンもオークスからの調整が上手くいかず、秋華賞では惨敗しております。ある意味ではお決まりのパターンだったと言えますね。
状態面さえ上向いてくれば大丈夫だと思いますが、それがいつなのかはわからないですね。
14着のエンスージアズム
16着のホウオウイクセル
後方からレースを進め、そのまま終わってしまいました。
ここで好走できる状態になかったように思えます。復調に期待したいですね。
15着のクールキャット
この馬はローズステークスでは3番人気に支持されていた馬です。しかし、オークスから3レース連続で2桁着順に敗れております。
明らかに調子を落としておりますね。このまま終わらないことを祈りたいと思います。
以上が秋華賞の回顧でした。
振り返ってみると非常に面白い世代だったと思います。
2歳の時点では白毛馬ソダシとサトノレイナスが抜けておりましたが、徐々に差が縮まり、牝馬3冠レースを3頭が分け合う形となりました。
しかし、このレースで同世代の戦いは終わりです。次からはお姉さんたちとの戦いになります。
2つ前の世代は3冠レースを3頭の馬が分け合った世代でした。その3頭がグランアレグリア、ラヴズオンリーユー、クロノジェネシスです。こ3頭は今の競馬界において牡馬を混ぜてもトップレベルに君臨しておりますね。この3頭に近づけるほどの活躍をこの世代には期待したいと思います。この世代は3冠レースを勝利していない馬が面白いかもしれませんね。何となくそんな気がしております。アンドヴァラナウト、ジェラルディーナあたりが強くなってくるとまた面白くなりますね。良い世代です。
【菊花賞の「穴の狙い目」はこの馬!】
菊花賞ですが現時点で狙ってみたい穴馬がおります。
穴馬はクラシック未出走組にいると見ております。
そうなるとステイヤーの資質がある馬を狙いたいですね。
調教りの菊花賞において2勝クラスの2600mを勝利している点を評価しております。
今回は逃げ馬が少ないため淡々と逃げられる可能性があります。面白いと思います。
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荒れ対策で菊花賞を勝つ
ここ数年の菊花賞の傾向↓↓
2020年1-4-5人気・2019年3-8-1人気
2018年7-2-10人気・2017年1-10-13人気
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・新潟記念 →141,900円/2838%
12人気マイネルファンロン激走~
・キーンランドC→326,750円/6535%
10人気セイウンコウセイ読みOK
・北九州記念→40,500円/810%
5人気ヨカヨカきっちり入れ込み
・レパードS→80,200円/1604%
10人気スウィープザボードお見事
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先週の秋華賞はソダシが馬群に沈みましたね…
やはり競馬に絶対はないのでココの穴馬入れ込み
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Source: 邪推師GANMAのフレキシブル馬券法〜重賞で勝てる無料競馬予想ブログ〜
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