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投稿日 2021年2月22日 00:04:39 (データ理論)
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<ダイヤモンドステークス 回顧>
本命は◎ポンデザールでした。結果は3着。
牝馬ながら東京3400mをよく走ってくれました。直線に入った時に伸びが甘かったので、これは無理かなと思ったのですが、そこはハーツクライ産駒です。徐々に徐々に伸びてきて、何とか3着を死守してくれました。
そもそもこのレースはハーツクライ産駒の成績が良い傾向にあります。
先週の日曜に出馬表を見て、この馬で勝負することは決めておりました。初志貫徹が上手くいって良かったです。
ただ長距離重賞に関しては底が見えましたね。それなりにはやれるが、トップレベルではないということです。最近、牝馬の活躍が目立っておりますが、長距離レースはまだまだ男の仕事ですね。とか言ってたら強烈なステイヤーの牝馬が出てきそうですが。
それはそれで面白いですけどね。
では追って回顧を行っていきます。
1着のグロンディオーズ
NGHの推奨馬でした。これで直近9レースのうち6レースでNGH推奨馬が勝利。絶好調ですね。NGHは私が公開している動画の有力馬考察でご視聴いただけます。ご興味のある方はぜひ、ご覧ください。
前走の中日新聞杯の時に鞍上のルメール騎手は明らかに距離が短いと話しておりました。もちろん、回顧でもそのことについて触れておりましたが、実際に距離延長になった今回はしっかりと激走してくれました。
それにしても直線でのエンジンのかかりが遅いですね。典型的なルーラーシップ産駒という感じがします。左回りの大箱競馬場以外は買いづらいですね。
ハンデ戦なので牡馬であるにも関わらず54kgの斤量で済んだところも好走の要因だと思います。次走は天皇賞春でしょうが、さすがに厳しいでしょうね。
2着のオーソリティ
完璧な競馬ができておりました。敗れたのは斤量差が2kgもあったことと、直線で早めに先頭に立ってしまったことでしょう。これは1番人気なので仕方のないところです。
負けてなお強しと思える内容でした。それにしてもオルフェーヴル産駒の長距離適性は凄いですね。
ちなみに今回も牡馬のオルフェーヴル産駒が好走する3つの条件に該当しておりました。
その3つの条件とは「馬格がある」「内枠」「先行」です。
手前味噌で恐縮ですが、オルフェーヴル産駒の分析動画を作ってから、この血統の買い時がわかってきました。やはり分析は大事ですね。
また気になる血統が出てきたらやりたいと思っています。そろそろキズナ産駒なんていいかもしれませんね。そのうちエピファネイア産駒もやりたいです。
4着のナムラドノヴァン
1年を超える長期休養を経て、徐々に状態を上げてきております。
今回もあと一歩でした。折り合い面に関しても難しいところがない馬なので長距離は行けるタイプですね。
ただ、そこまで脚が速いタイプではありません。長距離が得意というよりは長距離以外の活躍の場がないという感じがします。
長距離レースにおいては展開が向けば馬券になるが、前有利になれば厳しいという感じがしますね。やはり万葉ステークスあたりが的鞍なのでしょうね。札幌日経オープンは合いそうな気がしますが。
5着のヒュミドール
スタートして前につける競馬をした時は眩暈がしました。吉田豊騎手。違う違う。内枠を活かして中団で脚を溜めてください。
ダイヤモンドステークスは結果的に上がり勝負となるレースです。最後の5ハロンから4ハロンでいかに溜めた脚を爆発させるかが重要なレースであり、基本的には差し馬が有利です。今回、馬券になった馬だと力のあるオーソリティ以外は差し馬でした。
この馬が毎回、先行している馬ならば、前につける競馬をしても構わないのですが、最近は控える競馬をしていたので、今回もそういう競馬をすると思っておりました。
もちろん、馬にも乗れず、ただ馬券を買っているだけの人間よりも、何か深い考えがあっての騎乗だとは思うのですが。
9着のボスジラ
【逆・ヒモ解き】該当馬でした。無事に飛んでくれて良かったです。
レースぶりを見る限り、以前まで見せていた折り合い面のうるさいところは改善されておりました。しかし、行きっぷりが悪かったですね。
シンプルに重賞では足りないのかもしれないですね。ミスパスカリ一族は3歳4月以降の重賞成績が0-0-1-20となりました。面白いのは3歳3月までならば2-1-0-1なのです。
はっきりとした早熟傾向が見えますね。ミヤマザクラはどうでしょうかね。
11着のブラックマジック
この馬は4番人気でした。これは私の中でも驚きでした。
このレースは逃げ、先行馬には苦しいレースです。過去に逃げ馬が2頭馬券になっておりますが、それは人気薄の時でした。
そういう誰の目にも入らない馬の楽逃げ以外は厳しいレースです。
今回は脚質が不利に働いてしまっての敗戦ですね。
ちなみにこの馬は「別の生き物」と称されたあのフォイヤーヴェルクの全弟です。今、障害で頑張っている馬ですね。
以上がダイヤモンドステークスの回顧でした。
このレースは◎○▲の3頭で仕留めることができました。実は私はダイヤモンドステークスとの相性が非常に良いのです。他でいうと天皇賞秋も得意です。ありますよね。それぞれにこういう得意レースって。
オーソリティに関しては天皇賞春でも狙ってみたいなと思っています。あとの馬は継続して買うべきかどうか悩ましいですね。
グロンディオーズはメールドグラースに似ている気がします。今後も重賞戦線では活躍するでしょうが、G1級とは現時点では思えないですね。
ただ、今年の天皇賞春は阪神開催です。コース替わりがどう影響するか。楽しみではあります。
【中山記念の「穴の狙い目」はこの馬!】
中山記念ですが現時点で狙ってみたい穴馬がおります。
それはビターエンダーです。
古馬になったオルフェーヴル産駒であり内枠から前につける競馬ができれば面白いと思っています。
前走の白富士ステークスは苦手な休み明けと展開が向かなかったことが敗因です。開幕週の中山なら期待できると見ています。
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