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【フェブラリーS有力馬診断(後篇)】~叩き二戦目一変率100%のワンダーリーデル([休み明け初戦5着→二戦目1着/5着→1着/11着→1着/12着→3着/3着→1着/3着→1着/根岸8着→今回?着)~
投稿日 2020年2月19日 17:55:31 (競馬予想まとめ)
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【フェブラリーSの有力馬診断(後篇)~叩き二戦目一変率100%のワンダーリーデル([休み明け初戦5着→二戦目1着/5着→1着/11着→1着/12着→3着/3着→1着/3着→1着/根岸8着→今回?着)~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
▽インティ牡6武豊57野中(栗東)
まずは前走チャンピオンズC時の有力馬診断を参照↓
『インティの唯一最大の懸念点は揉まれる形(母キティ・母系血統アフリートからして揉まれる競馬になると高確率で脆さを出す)で、逃げ馬育成をした今となっては前に馬が居る形だと気難しさを出してしまう現状。
4走前フェブラリーSではそれを難なく回避しての楽逃げ独壇場競馬の通り絶対能力は高い馬ですが、それ以降は逃げられずの競馬で粗を出しているという近況。
前走みやこS時の陣営コメントは「今回も前に行きたい馬が結構いると思うので、そこでどういう競馬ができるかを見たいです。」「控えた時は力みが見られることが多いけど、逃げるだけでは強豪同士の争いでは、きつくなる。厳しくなりそうな時に、どう我慢させて克服するか。そこを意識して作戦を立てたい。とにかく次に向けて、内容を求めたいレースです」との通り。
それに則って川田騎手はスタート直後から先行ポジで抑えにかかる騎乗をしてきましたが、他馬に並びかけると逃げ競馬に慣れていたインティの制御が付かずに極端に行きたがる始末。その応酬を道中続けていたせいで早々にバテる結果に。』
・・・
ベストの競馬は単騎逃げであるのは間違いないです。
ただし、それは同型の存在があれば必ずしも得られるとは限りませんし、自身が1人気のマークを受ける立場であれば相手に与し易い形となります。
それで前走東海Sでは行かせないで折り合いに専念という次善策を選択したのでしょうが、結果的には多少行きたがるシーンもあったのと、結果から見れば単騎逃げ時ほどの爆発力あるパフォーマンスは出せずの最低限の結果でした…もしそれと同じ形(外枠先行)でのフェブラリーS制覇は想像できませんし、もしも内枠を引いて前に行けない形になってしまえば凡走の方の可能性が高いはずですし、逆に再び逃げに転じるとなれば怖いですが…。
▽タイムフライヤー牡5フォーリ57松田国(栗東)
まずは前走チャンピオンズC時の有力馬診断を参照↓
『2走前シリウスS後の回顧文では「結局は芝時代と同じく善戦止まりに。この馬の3歳以降の不振には気難しさが出ているコトも一因なので、距離延長二千のレース起用も不向きだったかも知れません。ダートならば距離短縮で気持ちの面で最後まで持続する形を作れれば…それ以外ではいきなり復活は想像し辛いです」と書きましたが、前走武蔵野Sではその距離短縮マイルとHペースでようやっと本領発揮という経緯。
芝路線でも駄目だったように今更中距離路線では?で、また距離延長するココで走れるかは懐疑的。
マーフィー騎手もダート不慣れな欧州騎手らしく、日本での成績は断然芝の方が優れている騎手(ダートで加点すべき騎手ではない)。』
・・・
その前走チャンピオンズCはやはり距離延長千八で折り合い付かない所もあっての情状酌量できる敗戦でした。
そこからの距離短縮マイルは、つい2走前も同ローテで激走した通りの魅力ある条件替わりとなりますが…その武蔵野Sは展開嵌まった面も大きいだけに…。
前に行くのは折り合い重視で乗りたいインティと、福永騎手騎乗のワイドファラオだとすると、少なくとも当時以上の前掛かり展開は望めません。
△ワンダーリーデル牡7横山典57安田翔(栗東)
コノ馬は休み明け初戦は振るわず、叩き2戦目以降から本領発揮がパターンとなっている馬です。
=過去の中8週以上時の成績とその次走の成績=
グリーンチャンネルカップ3着→武蔵野S1着
欅S3着→アハルテケS1着
グリーンチャンネルカップ12着→オータムリーフS3着
高瀬川S11着→BSイレブン賞1着
立夏S5着→洲本特別1着
銀嶺S5着→再び休養入り
500万下5着→500万下1着
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前々シーズンも初戦3着から2戦目で圧勝…前シーズンも叩き2戦目の武蔵野Sでジャンプアップのパフォーマンスを見せたという形に。
前走根岸Sはいつになく入念な攻め過程での鉄砲戦でしたが、それでも全く動けなかった結果を見る限りではやはり初っ端からは走れない体質の馬と見られて…この二戦目に大きく変わってくる可能性の魅力は見出せます。
ただし、タイムフライヤー同様に、その3走前武蔵野Sは展開利も大きかった激走だけに…。
―ワイドファラオ牡4福永57角居(栗東)
3走前みやこSでは不利を受けるとヤル気無くすデムーロ騎手が鞍上だったせいで、まだまだ勝負圏内の位置ながらも短くない区間を追わずの競馬でした。
2走前チャンピオンズCも同騎手騎乗でスタート失敗から、外目で動く不利な騎乗で、直線ではまたも不利を受けてヤラズに徹しての大敗。
主戦騎手に手戻りで挑んだ前走根岸Sは至極常識的な競馬でしたが、根岸Sらしく&今開催の東京ダートらしく瞬発力の差で及ばずの結果に。
重賞勝利歴は共に逃げ切りでしたが、そういう一本調子感あるタイプだけに…福永騎手騎乗で超積極策も考え辛い今回も東京ダートでは後続に飲み込まれる結果になる可能性が高そう。
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3走前プロキオンSは内有利馬場を外に持ち出す競馬でのバイアス不利もあっての敗戦。
前走武蔵野Sは後方有利展開を超積極策の展開不利もあっての敗戦。
この馬のポイントとしては、かつては砂被りNG=外差しオンリーを挙げていましたが、それを脱却したのが2走前…内枠から砂を被る追走ながらも無問題での強い勝ちっぷりで、今ならば正攻法の競馬ができる成長が認められます。
その上で、今の最たるポイントとしては高速ダート・雨ダートに対する適性の高さだと見ています…その2走前の舞台条件は良馬場でも高速時計が出る馬場(コース)でしたし、それ以前のベストパフォーマンスの一つである18武蔵野Sや18根岸Sは共に雨ダートでした。
過去2年のフェブラリーSは共に同開催内で最も時計が掛かる馬場での施行だった分で及ばずでしたが、週末の天気次第で非良馬場のフェブラリーSとなれば激走チャンス十分の一頭と見ます。
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Source: 考えるヒント(常勝競馬)
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