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投稿日 2019年12月2日 00:39:00 (データ理論)
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<チャレンジカップ 回顧>
本命は◎ステイフーリッシュでした。結果は10着。
私の対抗馬と本命馬が直線で何度も接触して、共に倒れるという何とも言えない渋い結果に終わってしまいましたね。
直線を向くまではいい感じでレースを進めていただけに残念です。
ただ上がり3ハロンの時計は34秒6となっています。
過去の戦績を確認するとこの時計はこの馬にとっての限界スピードかもしれません。もう少し前目の位置で競馬をしないと厳しいですね。
また、この馬にとっては馬場が軽すぎたかもしれません。
もちろん、中谷騎手は悪くないと思っています。この馬の凡走を中谷騎手のせいにしてはいけません。誰が悪いかと言われると買った我々が悪いのです。
勝ち馬の騎手はルメール、2着は岩田、3着はムーアです。ほら、我々が悪いでしょ?
では追って回顧を行っていきます。
1着のロードマイウェイ
1000mの通過タイムは61秒2とゆったりとした流れに見えますが、最初の800mが異常に遅かったため、こういう時計になりました。
しかし、ラスト1000mは57秒9となっています。かなり早い段階からペースがビルドアップしており、前につけた馬には厳しい流れとなりました。
この馬のように後方で脚を溜めていた馬に有利に働く展開となりましたね。
後方につけていた馬の中ではこの馬が最も強かったということでしょう。
本来は前につける競馬をする馬でしたが、今回はラッキーなことに出遅れました。
前につけていたら厳しかったかもしれませんね。
序盤がゆったりと流れたことでスタミナに不安のあるこの馬にとっては理想的な展開です。今回、2000mのレースを勝利しましたが、今回の走りを見る限り、やはりマイルぐらいがこの馬のベスト距離だと思ってしまいますね。
ちなみにジャスタウェイ産駒は重賞初勝利となりました。
産駒がデビューしてから約1年6か月かかりました。今回が35回目の重賞でした。
ジャスタウェイ産駒の重賞初勝利はヴェロックスではなく、この馬となりました。何か不思議な感覚がありますね。
2着のトリオンフ
実力馬が実力通りの結果を残しました。岩田騎手のコメントは以下の通りです。
「休養明けでも、馬は仕上がっていました。ゴール前はしぶとかったですね。もう少しでした」
この馬は7番人気と低評価でしたが、その理由は69週という間隔にあると思います。
過去のセオリーではこういう馬は即消しでした。
しかし、最近の競馬では1年ぶりでも普通に激走してくる馬がおります。
この見極めが非常に難しいですね。
「実力馬の超長期休養明け」は今後の研究テーマになりそうです。
競馬好きの大学生の方へ。卒業論文にして発表するのはいかがですか?
「外厩制度の充実による超長期休養明けの馬への影響」とか面白そうですよね。
馬についてです。後方勢に有利な展開を逃げて粘り切りました。強いですよ。次走も買いですね。これは。
3着のブレステイキング
ムーア騎手は馬を十字キーを動かすように扱うから驚きです。
今回のイン突きも見事でした。馬群を縫うように馬を進めることができます。
中団で脚を溜める競馬が展開的に向いたところはありますが、重賞クラスとは言いにくい程度の能力の馬だと思っています。
外を回す競馬では厳しいでしょうね。今回はほぼ完璧に乗ってこの着順でした。
あまり今回の結果を参考して次走以降を評価するのはどうでしょうかね。
4着のハッピーグリン
5着のゴーフォザサミット
後方からの競馬が展開的にハマったための激走です。
人気薄の激走にも見えまsぐあ、展開の手助けがあったにも関わらず馬券になれなかったという見方もできると思います。重賞では足りない馬たちですね。
6着のブラックスピネル
スミヨン騎手のレース後のコメントは以下の通りです。
「前につけて欲しいという指示もあり、押していきましたが、思っていたほど前に行けませんでした。ただ道中は、リラックスしていて、追い出してから一瞬反応しましたが、伸びが足りませんでした。結果から考えると逃げた方が良かったのかもしれませんが、何とも言えません」
回りくどい言い方になっていますが、結論を端的に言うと「逃げた方が良かったのに逃げられなかった」とういことです。
一言で済むのに回りくどく説明して、結果的に一言で済む内容を長々と説明するYouTuberっていますよね。私もそうかもしれませんが。
まぁ、この馬は逃げた方が良いと思います。そして逃げて欲しかったです。
8着のノーブルマーズ
この馬の持ち味である果敢に前につける競馬はできておりました。
今回は展開と馬場が向きませんでしたね。
上がり3ハロンのタイムが34秒7でした。これもこの馬の限界でしょう。
もう少しタフな馬場の方が良いですね。買い時はここでなかったということです。
この馬はデビューして初めて高倉騎手以外の騎手が跨ることになりました。
違う男を味わった感じはどうだったでしょうかね。変な感じがしましたかね。
今回、川田騎手が騎乗しましたが、特に結果は変わりませんでした。それならばぜひ、高倉騎手に戻してほしいですね。高倉騎手も違う男が乗ったことにより、何か感じる部分があったかもしれません。さらなるステップアップに期待したいですね。
何だか「おっさんずラブ」のような回顧になってしまいました。失礼しました。
9着のギベオン
世界のデットーリと日本のナカタニの直線での攻防には胸を熱くしました。
私の対抗と本命だったので本音は「お前ら、今すぐやめろ」でしたが。
今回は直線で抜け出すスペースがありませんでした。不運でしたね。
やはり、大箱競馬場の方が合うタイプかもしれません。
ただし。旬の過ぎたディープインパクト産駒にも見えますね。もう買わなくても良いかなと思っております。地方ローカル以外では。
以上がチャレンジカップの回顧でした。
開幕週なので前につける馬を集中的に買ったら、差し決着となりました。
清々しいハズレ方でしたね。
序盤はゆったりとした流れだったのに、ラスト1200mぐらいから徐々にペースアップしていくという珍しい展開でした。
そんな中で逃げて粘り切ったトリオンフは高く評価すべきでしょう。普通なら惨敗してもおかしくないレースでした。逆に展開を味方につけて好走した馬は評価をそこまですべきではないと思っています。しっかりと今回の回顧を次回の予想に役立てたいと思います。
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