-
【チャンピオンズC2018有力馬診断(後篇)】~近走も相変らずゲート挙動難でスタート失敗リスク孕みサンライズソア/ダートでは鞍上弱化になる“和田→Cデムーロ”のオメガパフューム~
投稿日 2018年11月29日 00:00:06 (競馬予想まとめ)
-
【大阪杯の有力馬診断(乗り替わり成功率最低ランクの前走ムーア&モレイラJからの乗り替わり“タスティエーラ”)】&馬場考察&Rレベル&チェック馬「鉄砲×&道悪×の“ヒートオンビート”」
-
≪netkeibaコラム更新≫【大阪杯2024の展望】~負担重量58キロの古馬G1レースでは「斤量経験」と「斤量実績」がポイント~
-
美味しいけどモヤっと、ひつまぶしの話(愛知県名古屋市)
-
【先週の予想結果[重賞OP予想5R中2的中(含ガミ1)][平場推奨馬8頭中5好走]とレースレベル集計結果】&【今週の重賞レースのオリジナル出馬表】
-
G3「マーチS」の回顧
-
3月24日の結果
-
3月24日の人間関係論的競馬予想
-
3月23日の結果
-
【高松宮記念2024の予想】
-
3月23日の人間関係論的競馬予想
-
【毎日杯2024の予想】
-
【高松宮記念の有力馬診断(好調時は加速ラップ追い切り→今回は連戦影響で減速ラップ追い切りのメイケイエール)】&馬場考察&レースレベルとバイアス&チェック馬「テーオーロイヤル」
-
【教訓】なんでも聞いてみるものですね
-
≪netkeibaコラム更新≫【毎日杯2024の展望】~前走重賞出走組よりも前走“非”重賞出走組など、前走の格が低い馬の方が走る現3歳世代重賞~
-
【先週の予想結果[重賞OP予想6R中2的中(含ガミ1)][平場推奨馬7頭中5好走]とレースレベル集計結果】&【今週の重賞レースのオリジナル出馬表】
-
G2「阪神大賞典」の回顧
-
3月17日の結果
-
3月17日の人間関係論的競馬予想
-
3月16日の結果
-
【阪神大賞典2024の予想】
-
3月16日の人間関係論的競馬予想
-
【ファルコンS2024の予想】
-
【阪神大賞典有力馬診断(長距離では仇となるアグレッシブさ目立つデムーロJ“ショウナンバシット”)】&馬場考察&Rレベルとバイアス&チェック馬「内枠◎イスラ産駒“コスタボニータ”」
-
≪netkeibaコラム更新≫【阪神大賞典2024の展望】~スタミナ要求度が高く“前崩れ”が波乱パターンの一戦(※7秒後傾ラップの昨年は例外中の例外)~
-
昼間から家でテレビを見ていたら絶望的な光景が…
-
【先週の予想結果[重賞OP予想4R中0的中][平場推奨馬8頭中5好走]とレースレベル集計結果】&【今週の重賞レースのオリジナル出馬表】
-
3月10日の結果
-
3月10日の人間関係論的競馬予想
-
3月9日の結果
-
【金鯱賞2024の予想】
☆チャンピオンズCの◎候補馬の馬名は(現在6位)で公開中!
☆当ブログに初めてお越しになった方は考えるヒントブログとは?トリセツ記事(印の意味など予想の見方からブログの軌跡まで)からご覧下さい
☆お気に入りのブログの更新通知をLINEで受け取れるようになりました
☆完全版《1週500円台で予想[その他重賞OP予想&平場厳選推奨馬]・展望[第二重賞の有力馬診断]・回顧[重賞回顧&平場次走チェック馬]を週5長文配信》のご案内はコチラから
——————–
【チャンピオンズカップの有力馬診断(後篇)~近走も相変らずゲート挙動難でスタート失敗リスク孕みサンライズソア/ダートでは鞍上弱化になる“和田→Cデムーロ”のオメガパフューム~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
★ウェスタールンドセン6○○57佐々晶(栗東)
今の日本競馬はもはや外国人騎手を中心に回っていると言っても過言ではありません。
今秋G1レース戦線はといえば外国人騎手の独壇場となっており、平場レースに於いても外国人騎手が多数集結する場であれば馬券内好走馬の半数はそれの騎乗馬が占めるという状況です。
それは日本人が外国人よりもそもそも劣るというよりも、来日する外国人騎手というのはつまりは短期騎手免許取得資格が与えられている時点(遥かに広い裾野の中で主に実力によって一握りの存在にまで辿り着いて且つ現在進行形で君臨している時点)で…そりゃ競争原理のイマイチ働いていない日本人騎手とは次元が違う所に立つ騎手と言えるでしょう。
ザックリと言えば、来日資格という選抜を潜り抜けている外国人騎手は押しなべて一流騎手であって、選抜されていない日本人騎手に一流騎手は一握りのみであるという至極当然の話です。
とはいえども、日本人騎手にはガラパゴス競馬とも呼ばれる特殊な日本競馬に於ける経験値の利があって、それに適応し切れない又は適応に時間を要する外国人騎手だと本来の能力を出し切れずに互角級~優劣逆転という場面や分野もあります…その代表的な一つが「ダート」です。
ダート競馬に不慣れな欧州騎手だと、やはりダート競馬(特に揉まれたり砂を被る競馬)だとパフォーマンス・成績を落とす例は多数あります。
コノ馬の前走武蔵野Sでの騎乗騎手であるオドノヒュー騎手も正にソレで、芝では連対率4割近くを記録も、ダートでは好走率半減となっていました。
実際の騎乗もお粗末なモノで、厳しい結果になったのも致し方無かったと言えるでしょう。
中京ダートでこの脚質馬はギャンブルですが、これの日本人騎手替わりは買いたいです…。
▽オメガパフューム牡3Cデムー56安田翔(栗東)
前走JBCクラシックは4着馬5着馬に追い込み馬が食い込んだ通り、展開的には中団後方勢に有利…それも味方して2着まで追い込んできたのがオメガパフュームでした。
それはシリウスSに続いて展開利あっての激走であるコトは否めませんが、3歳秋の時点でここまで古馬に通用する3歳馬も稀有ですので来年以降相当楽しみですが…展開的にもコース的にも斤量増的にも更に3歳馬に分が悪くなるチャンピオンズCとなると・・・。
それと気になるのは鞍上Cデムーロ騎手…言うまでも無く世界の一流騎手ですが、ことダートとなると・・・。
【オメガパフューム】
私は外国人Jをよく持ち上げますが、何でもかんでも買いと言ってるワケではなくて、例えば短期免許Jダートは総じて過信禁物です
そんなダ適性△オドノヒューが前走飛ばしていったウェスターL、同Cデムが今回騎乗するオ… https://t.co/IKBISIPi5R
△サンライズソア牡4モレイラ57河内(栗東)
前走JBCクラシックでも相変わらずゲートで煩い仕草を見せていましたが…それは近3走全てそうですが、結果としては3走連続でスタートを決めてからの積極策…。
正直いつスタート失敗するかも知れぬ不安はぬぐえないという見解で、ルメールJの手が離れた時が怖いと思っていたのですが…これまたスタート◎の鞍上モレイラならば杞憂に終わるのでしょうか…。
その前走レースでは前半ではいいペースを刻みましたが、調教パートナー交代に伴って壊れたテイエムジンソクとペース判断できぬ古川吉Jのおかしな中盤の仕掛けが…それを真っ向から受け止める形となってしまったサンライズソアは相当厳しい競馬を強いられたと言えるでしょう。
更には直線ではケイティブレイブ福永騎手もストップルメールに早めに動いてきましたし、総じて1番人気の逃げ馬としての洗礼を浴びせられる苦しい競馬で、それでも3着に残った馬の能力は褒められるモノです。
やはり繰り返しになりますが、スタート次第で如何様にもなり得る怖さはあるので・・・。
【サンライズソア】
4走前はスタート失敗で大敗→その後は全てスタートを決めて連続好走
但し、スタート難が払拭されたかと言えば否で、その近3走でも全てゲートでは怪しい挙動(画像14番)を見せており…予断を許さないと見ます
サトノプラ… https://t.co/LIpzuKQPyT
▽ノンコノユメセン6内田博57加藤征(美浦)
常々書いている通り『3歳春から前走チャンピオンズCまでずっと外国人騎手を起用…一昨年チャンピオンズCはテン乗りムーアJで砂被る競馬で逆噴射で、昨年チャンピオンズCは2戦目CデムーロJで初めて砂被り競馬で不完全燃焼でした。主戦ルメールJは(枠順や隊列の不運もあるのですが)頑なに砂を被る競馬ばかりさせて結果を出せず。』が昨年までの最たる不振要因であり、そこから仕事人ウチパクJ起用こそが最たる復調要因でしょう。
また、根岸SとフェブラリーSの連勝については、見るからにズブい競馬なのですがそれでも許されてしまうラップだったというコトも追い風としてありました。
その後もウチパクJ継続騎乗で砂回避の本領発揮競馬はできているのですが、元来のズブさの分だけ間に合わないという競馬が続いています。
今回チャンピオンズCでも本来不利な外追い込み競馬しか戦法を持ち合わせていないという点で大分可能性低い馬ですし、コノ馬のズブさで間に合う展開というのも通常展開ではありませんので。
▽ミツバ牡6松山57加用(栗東)
まずは昨年アンタレスS11着後の回顧文を参照↓
『最近の連続好走は少頭数戦での捲り・追い込みか、又はフルゲート揃った一戦では逃げの手だった。
下級条件時代には距離1800高速馬場での良績もあるが、今となっては距離長めでスタミナの差で好勝負に持ち込めるという馬。今回は距離1800内枠では前に行ける脚がなく、フルゲート多頭数の馬群を前にしては捲りもできず、また不得手とする砂を被るポジショニングを回避するのも難しくて必然の差し遅れとなってしまった。
コノ馬の脚質は後方から…余程の意図を持って騎乗しない限りは前付けするのは難しい…距離2000以上・非多頭数立て・中外枠の内の2条件は揃ってくれないと安定結果は望み辛い。』
・・・
最近の凡走歴も内枠時ばかり…特に多頭数条件でその内枠を引いてしまうと相当レース選択の幅が狭められて思う様に行かないケースが多々です。
4走前平安Sは痛恨の最内枠を引いてしまい、結果として大味に巻き返す競馬したできなかった分での負けて強しの4着でした。
前々走エルムSも痛恨の最内枠…そして忙しい距離1700高速馬場条件だった分だけ、平安Sで見せた様な道中から動く形まで取れずに、最後の直線でだけ能力最上位の脚力を見せての3着確保でした。
松山騎手の騎乗も槍玉に挙がっていますが、内枠・距離1700・小回り・重馬場という悪条件がこれほどまでに揃っていた条件では限界の競馬だったと思います…見た目が雑な騎乗に見えたのも、馬の能力で不利条件を何とかカバーしようとする次善競馬だったと思います。
距離1800以上・中外枠条件ならば重賞級トップクラスの馬ですが、不器用な競馬しかできない馬がフルゲート多頭数・中京コースG1のチャンピオンズCで間に合わせてくるのは至難だろうと…。
★○○○○○○(←チャンピオンズCの◎候補馬)の馬名はランキングで公開中!
まずは前走時の◎推奨文を参照↓
『鞍上が言うには「逃げれば勝てる馬だが、但し逃げなくても勝てる様な馬にしたかった」との理由で、それで延々と教育レースという名の惜敗を繰り返してきたのがここまでの1年超という。
長い目で見た時にどちらが正解なのかは分かりませんが、それで星を無駄に捨ててきた分だけ漸くちょっとやそっとじゃびくともしない完全体を手に入れたとのコト。
前々走はHペースを前で競馬しての負けて強しの競馬。
前走での好位から突き放す形は今までのコノ馬には見られなかった競馬で新境地を見せてくれました。
前々走を見る限りではココでは一枚上の馬でしょうし、前走を見る限りでは鍵とされる中央場でも順当に力を出し切って勝ち負けまで至るとの結論です。』
・・・
やはり前々走で見せた姿はフロックではなくて、もはや完全体となったのが今のコノ馬です。
その前走は従来とは異なる位置取りから、本気で勝ちに行く競馬をしてそれに馬が応えたという横綱競馬での勝利…これができるのですからもうケチの付けられる馬ではありません。
——————–
☆チャンピオンズCの◎候補馬の馬名はココをクリックで開く人気ブログランキング(現在6位)で見られます!
☆次回は「土曜予想」を金曜夕方に更新します!
☆お気に入りのブログの更新通知をLINEで受け取れるようになりました
——————–
//platform.twitter.com/widgets.js
Source: 考えるヒント(常勝競馬)
最新情報