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【ジャパンC2018有力馬診断(後篇)】~重賞級では外国人Jでしか走らぬ(動かし切れぬ)ハーツ産駒…その典型的な歩み(日本人J凡走→外国人J激走→日本人J凡走)を見せるシュヴァルG~
投稿日 2018年11月22日 00:00:03 (競馬予想まとめ)
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【ジャパンカップの有力馬診断(後篇)~重賞級では外国人Jでしか走らぬ(動かし切れぬ)ハーツ産駒…それの典型的な歩み(日本人J凡走→外国人J激走→日本人J凡走)を見せるシュヴァルG~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
★アーモンドアイ牝3ルメール53国枝(美浦)
まずはエリ女カンタービレの有力馬診断見解(抜粋)を参照↓
『(略)基本的には3歳馬4歳馬を優先して取捨選択したいトコロなのですが、本年に於いてはその3歳世代馬について暗雲が垂れ込めています。
11月1週目時点で「古馬混合1000万下・芝1600m以上」の条件での現3歳世代牝馬の成績は[6-3-7-24](連対率22.5%)となっており、現4歳世代牝馬[11-11-14-36](連対率30.6%)より大分見劣りします。
ちなみに昨年の同期間のデータでの当時3歳世代牝馬(現4歳世代牝馬)は[8-7-3-29](連対率31.9%)で、当時4歳世代牝馬の[9-8-12-49](連対率21.8%)を圧倒していました。
そのHレベル現4歳世代牝馬が、条件戦レベルでは現3歳世代牝馬を見事に押さえ付ける形となっています。
有力牝馬の3歳秋始動戦の位置付けである紫苑S&ローズSでも、前者はオークス凡走馬が主な上位入線馬で、後者は前走500万下勝ちの前後級の直近実績馬が主な上位入線馬でしたが、これは共にレベル高い馬達による決着であるとは見做せません。
昨年のローズSはオークス好走馬と古馬混合1000万下勝ち負け馬が互角に争うHレベル様相でした。
春クラシック上位馬がゴッソリ抜け落ちているからとも言えますが、例年ならば数頭位は出てきて欲しい主だった上がり馬というのも見られない現状ならば、それは低レベル世代へまっしぐらと言えるかも知れません。
現3歳世代牝馬最上位アーモンドアイについては別格評価をしますが、それがJC参戦ならば…この事実上の3歳牝馬vs4歳牝馬であるエリ女に於いて、押し出された様な人気を背負う秋華賞最先着カンタービレがHレベル4歳世代牝馬に抗うのは少々荷が重いのではないでしょうか。』
そのエリ女はHレベル4歳馬とリピーター5歳馬による決着で、3歳馬2頭は好走圏内に届かずの結果となりました。
3歳牝馬の4歳牝馬に対しての相対的な低迷は続くと見ますが、それをアーモンドアイの評価の物差しにそのまま用いるの少し違います。
これは例えばウチのレースレベルの考え方にも通じる話ですが、前走低レベル戦での好走止まりだった馬はそこまで強く無い可能性が指摘できますが、前走低レベル戦でも完勝・圧勝した馬についてはそれは必ずしもではない・それの物差し(範疇)の外にあるというコトです。
アーモンドアイはその後者で、別に周りが低レベルだから三冠馬になれたのではなく、別に周りが低レベルでなくとも三冠馬になれた可能性を認めるべきという意味です。
現にオークス時にジェンティルドンナ以上とした通り…周り云々ではなくその位に抜けている馬とは見ています。
なので、アーモンドアイを低レベル3歳牝馬世代だから弱いと言うつもりは毛頭ありません。
一部で「アーモンドアイはそこまでではない」と発言しましたが、文字通り「そこまで」ではないとの意で、最強クラスではない位のイメージで言いました(ジェンティルドンナ級ならば一般的にはそこまでなのかも知れませんが、ジェンティルドンナもレース質次第ではJCで飛んだ様な馬という意味です)。
具体的には…もし去年ジャパンカップならば、1着シュヴァルグラン・2着レイデオロ・3着キタサンブラックには食い込めなかったはずとは見ています。
でも上記展望の通り、今年のジャパンカップの施行状況ならば…堅く来るだろう一頭と見ます。
▽ガンコ牡5蛯名57松元茂(栗東)
まずは天皇賞春3人気14着大敗後の回顧文を参照↓
『…横綱シュヴァルグランとまともに遣り合う位置取りで尚且つ折り合いも付けられずという厳しい競馬を自らしに行ってしまった分の大敗と言える。
また、戦前に於いても状態面で最もネガティブ情報が出ていたのがコノ馬で、「前走のレース後は今までで一番息が入らなかった」「日経賞後は獣医から楽させた方が良いとの診断」からの「プール調教多」「コース追い無し」というのはピークアウトの春天挑戦だった可能性も高い。』
・・・
前々走オールカマーは叩き良化型のコノ馬にとって休み明け初戦が堪えたのと、距離二二も距離不足感がありました。
前走アルゼンチン共和国杯は、高速上がりレースで中団以降で置かれた時点で適性的にもノーチャンスで、更には直線でもスムーズさを欠くシーンありましたので尚更そうでした。
春の日経賞ではコノ馬の強さを深く認識している藤岡佑Jの継続騎乗で持ち味を存分に発揮した粘り腰激走…結果的には上がり34秒台の日経新春杯では足りず、上がり35秒台の近2走で更にパフォーマンスを上げてきたという経緯はコノ馬の特性を表していると言えるでしょう。
今回ジャパンカップは前述展望の通り、コノ馬の領域にはならない方だと見ていますので…。
―ウインテンダネス牡5内田博57杉山(栗東)
3走前目黒記念は先団は形成した馬達がそのまま流れ込む決着…そこで直線で一瞬の脚を使って抜け出した内容は他上位馬よりも一枚上の内容でした。ただし、斤量54キロと、相手関係に恵まれた勝利だったのは否めません。
2走前京都大賞典は悪くない単騎逃げを打てましたが失速…それも不振顕著な休み明け初戦を思えば情状酌量できるモノですが。
前走アル共は超スローペース逃げで4着止まり。キレ負けとの見方もできますが、3着馬は同じく瞬発力無しのマコトガラハッド・5着馬はガリレオ血筋のエンジニアで…そんなキレない馬よりもキレ負けという結果は弱い競馬だったという指摘もできます。
単騎大逃げでの展開利は少し怖いですが、基本足りない馬かと。
△シュヴァルグラン牡6Cデムー57友道(栗東)
●近2年のハーツクライ産駒の古馬混合重賞勝利馬
リスグラシュー(モレイラで初G1勝利)
ロジクライ(ルメールで復活重賞勝利)
スワーヴリチャード(デムーロで初G1勝利)
フェイムゲーム(ルメールで一変重賞勝利)
サトノクロニクル(デムーロで初重賞勝利)
マジックタイム(シュタルケで初重賞勝利)
シュヴァルグラン(ボウマンで初G1勝利)
———————————
●芝重賞でのハーツクライ産駒の騎手国籍別成績
18:外国人騎手[5-3-1-3](複勝率75.0%)
18:日本人騎手[2-6-5-60](17.8%)
・
17:外国人騎手[6-3-4-6](68.4%)
17:日本人騎手[2-7-4-81](13.8%)
参考:同ディープ産駒成績
17~18外国人騎手[10-12-7-39](42.6%)
17~18日本人騎手[31-30-33-281](25.1%)
———————————
ディープ産駒の場合にはそこまで顕著な傾向はありませんが、ハーツクライ産駒の場合には外国人騎手か日本人騎手か否かで競走パフォーマンスに顕著な変化が認められるというコトです。
単純にハーツクライ産駒の全出走例という範囲でもそうですし、もっと精度を高めるならば芝重賞のハーツクライ産駒の出走例という範囲ならば更に…共に外国人騎手騎乗時の好走率と回収率までも相当に優秀なのです。
ディープ産駒のキレ味を繰り出すのは日本人騎手にできても、ハーツクライ産駒を動かせるのは双方で大きな差があるのではないでしょうか(ティータンJなどごく一部の例外はあるかも知れませんが、外国人騎手(←来日資格が与えられる時点でイコール一流騎手)のほぼ全てに適用できる話であると考えてます…見た目の騎乗スタイルも勿論含みますが、単純に馬を動かす技術レベルの差が大きいという見解です)。
シュヴァルグランは正にその典型で、福永騎手時代には煮え切らなかったのが外国人騎手に乗り替わってG1制覇して、本年も日本人騎手で2凡走と外国人騎手で1好走という両極端結果が出ています。
京都大賞典はレース質もそうですし、見え見えの叩き台という事情もありましたし、そして騎手の面でも大きなディスアドバンテージがあったのではないかと。
ジャパンカップの東京二四こそがドンピシャの舞台条件であり、陣営としてもココがメイチの局面であるのは言わずもがなですし、そしてボウマン騎乗こそ叶いませんでしたが一流外国人騎手を確保もできました。
あとはレース展開が昨年みたく底力勝負になれば勝ち負けでしょうし、ただしその面で理想的な展開は望めない点で果たして…その一点だけです。
―ハッピーグリン牡3服部茂55田中淳(門別)
前走後に『パワータイプで折り合い不安ある馬のテン乗りだと極端な競馬になりがちな内田博騎手…不利あったとは雖も到底間に合わない位置取りでの競馬はこの騎手らしいモノでした。内田博幸J2戦目か又は鞍上強化で、引き続き左回りコースならば見直し。』と次走チェック馬としましたが、この距離と非鞍上強化では・・・。
回避マカヒキ牡5武豊57友道(栗東)
【マカヒキ】
1週前の陣営コメントと、回避決定後の陣営コメント。
「走り切っていないので疲れもない、馬体回復している、今度は力を出せる」→「疲れが残っていて本調子でない、100%で出せないから回避」
根源は陣営なのか報道機関なのか… https://t.co/fO3w1TCj4y
★○○○○○○(←ジャパンカップの◎候補馬)の馬名はランキングで公開中!
まずは先週マイルCSでのペルシアンナイト有力馬診断見解を参照↓
『デムーロ騎手の最近の古馬G2勝利歴は[ダンビュライト][パフォーマプロミス][スワーヴリチャード][リアルスティール][ファインニードル][ロードクエスト]ですが、1頭を除けば全て次走本番は別騎手内定などピンポイント騎乗と言って良い場面でした。
逆に本番G1継続騎乗予定お手馬の始動戦や前哨戦では、人気を上回る好騎乗好走という例はほぼ見られません。
ペルシアンナイトの近1年の休み明け初戦も昨秋2人5着と今春1人気5着で、その最たる背景としてはそんなデムーロ騎手の本番G1特化気質(前哨戦軽視気質)の指摘ができます。
先週エリ女でも、札幌記念で取りこぼしたモズカッチャンを、今度はG1好走に導きました。
ペルシアンナイトの前走は前哨戦では走れる態勢になかったというのもあるとしても、それと共にデムーロ騎手の高等戦術なのかは憶測しかできないですが、前哨戦では次走本番でピークを迎える為の省エネレース振りをしていたせいという勘ぐりもできるよく見られる負け方でした。
デムーロ騎手が凄腕騎手であるコトは言わずもがなですが、その唸る騎乗を発揮してくるのは“この後のG1マイルCSでも騎乗予定のお手馬ペルシアンナイトでの始動戦前哨戦”という前走場面ではないはずであったと(実際に予想でもそう書きました)。
この結果に拘わらず、次走G1で買うべきというのはペルシアンナイトの昨秋&今春でのG1結果を見ての通りです。』
・・・
コノ馬の前走がそのペルシアンナイトの富士S・モズカッチャンの札幌記念に値するレースだったはずはないですが、ただしゲートを出た時点~厳しいマークを強いられた道中時点ではそういう切り替えもあったのではないかと見ます。
もう直線に向く前の時点でノーチャンスでしたから、となればあとは無駄にエネルギー消費しないのがコノ騎手の騎乗です。
つまりはあの大敗結果は一過性のモノとして…それは前哨戦だったとは言いませんが、当初からより本番の位置付けなのは間違いないJCならば人馬共に一変はごく自然な話ではないかと見ますが。
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Source: 考えるヒント(常勝競馬)
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