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【秋華賞2018有力馬診断(前篇)】~ピンポイント代打騎乗の強み(目先全力)によってローズS制覇カンタービレ/前哨戦G2でメイチの横山典(目先全力)によってローズS健闘ゴージャスL~
投稿日 2018年10月10日 00:00:43 (競馬予想まとめ)
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【秋華賞の有力馬診断(前篇/ローズS&紫苑S組))~ピンポイント代打騎乗の強み(目先全力)によってローズS制覇カンタービレ/前哨戦G2メイチの横山典(目先全力)によってローズS健闘ゴージャスL~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
[ローズS組]
▽サラキア牝3池添55池添学(栗東)
有力牝馬の3歳秋始動戦の位置付けである紫苑S&ローズSですが、前者はオークス凡走馬が主な上位入線馬で、後者は前走500万下勝ちの前後級の直近実績馬が主な上位入線馬で、これは共にレベル高い馬達による決着であるとは見做せません。
昨年のローズSはと言えば、オークス好走馬と古馬混合1000万下勝ち負け馬が互角に争うHレベル様相だったのです。
そんなローズS激走を根拠に人気に祭り上げられる馬は、一歩構えた評価をしたいです。
ローズS好走馬での最上位評価はサラキアに与えたいですが、それにしても絶対的な立ち位置を手に入れたワケではありません。
▽カンタービレ牝3武豊55中竹(栗東)
ローズS1着馬カンタービレを同2着馬サラキアよりも低評価するのは、当時カンタービレは勝ちに行く騎乗をしていた結果なのに対して、サラキアは次を見据えての結果だったコトからです。
当時鞍上ルメールは秋華賞での乗り馬はアーモンドアイで確定しており、カンタービレは乗り捨てる馬=結果至上主義の騎乗をできる局面でした。
実際に周囲の騎手が折り合い合戦を繰り広げている中で、ペースが緩んだところで前に取り付いてハナにまで立たせてしまうというのは…もちろんペース的には理想的な競馬に違いないですが、次走のコトを考えれば得策とは言えません(ペース差などもあって一概には言えませんが、次走行きたがる可能性が高くなってしまいます)。
秋華賞には必ずしも繋がらない前哨戦激走馬として絶対的な評価はできません。
―ゴージャスランチ牝3横山典55鹿戸雄(美浦)
もう一頭、ローズSで次を見据えて云々ではなく、目先G2前哨戦を獲りに行くコトだけを考えた騎乗をされたのが横山典J鞍上のゴージャスランチでした。
横山典Jには前科があって、昨秋秋華賞戦線に於いてもステップレースのクイーンSでアエロリットを暴走逃げで激走・ローズSではカワキタエンカをHペース逃げで激走させて、本番では共に前哨戦競馬が仇となる負け方を喫しました(それに限らず、上記一覧表の通り、前哨戦G2で次を見据えずの競馬で激走に導くパターンが数多あるのが横山典Jです)。
ゴージャスランチはそれの再現が意識できる前哨戦プチ激走馬と言えるのではないでしょうか(かつてはポツン騎乗させた通り、気性面に難がある馬に対して逃げ競馬をさせた後というのは常識的には良い局面ではありません)。
―ラテュロス牝3秋山55高野(栗東)
ローズSではペース&馬場的に相当有利な内前競馬をできた分と、直線ではゴージャスランチが外に膨れた分で難なく最内のルートが開けるという幸運までありました…更に相手強化されるココでもやれる馬だとは思えません。
▽トーセンブレス牝3藤岡佑55加藤征(美浦)
まずは前々走オークス(出走取消)時の有力馬診断を参照↓
『「ブレスジャーニー(菊花→有馬)同様に、ビジネスよりもロマン追求による“NHKマイル回避→オークス挑戦”のトーセンブレス」とタイトル付けしましたが、そのブレスジャーニーに明らかに不適に長距離・右回りにも拘わらずオーナー要請で夢路線を歩んだという経緯で、今回トーセンブレスにしても当初はNHKマイルCを予定していたのがオーナーサイドの意向でオークスへとなった経緯です。
母父ファルブラヴ、母はスプリンター…コノ馬のレース振りも例えば前々走フラワーカップでも寧ろ脚が上がっていたのはカンタービレよりもコチラだった通り…距離が延びて良いタイプだとは思えません。
オーナー夢路線から解放された時に改めて。』
・・・
その後の裏話としては、オーナーはNHKマイルCよりもオークス、そしてオークスよりもダービーの出走を希望していたとのコトでした。
関東馬で2好走は中山という馬なので本来なら紫苑Sから始動でもと思えるのですが、そこでローズSに挑む辺りはこのオーナーらしいトコロでした。
その前走ローズSは不可解な程の大敗でしたが、仮にそこでソコソコ走れていても距離二千では厳しいだろうという見解でしたので…・・。
春も蹄不安に悩まされた馬ですが、この中間もプールばかりで1週前になってやっと時計を出してきた調整過程もハテナです。
[紫苑S組]
―ランドネ牝3戸崎55中竹(栗東)
―ハーレムライン牝3大野55田中清(美浦)
有力牝馬の3歳秋始動戦の位置付けである紫苑S&ローズSですが、前者はオークス凡走馬が主な上位入線馬で、後者は前走500万下勝ちの前後級の直近実績馬が主な上位入線馬で、これは共にレベル高い馬達による決着であるとは見做せません。
近年(重賞昇格後)は紫苑S組も秋華賞好走馬を供給する様になりましたが、それはレベル高い馬もソチラを選択するようになっていたという単純な話です。
本年も上位2頭については秋華賞でも足り得るレベル高い馬だった可能性も検討できましたが、それらに千切られた3着以下馬がその役割を果たせるかと言えば・・。
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そんな紫苑S善戦組の中で唯一拾いたいのは〇〇〇〇です。
コノ馬については3走前フローラS好走後にも以下の通りの見解を述べました↓
『…そうだとしても大外枠からロス大きい競馬だったのは否めませんでしたので、外枠ロス最小限競馬のノームコアよりは上のパフォーマンスだったと見ます。
推奨候補馬にもしましたが、未勝利戦時代はHレベル戦での好走例多数で、ただし不向き中山コースや東京コースだと軽い決着だった分で勝ち切れずという戦績でした…母△△△もこんな善戦ホースでしたが、そういう相手ナリに強い相手関係・タフなレース質で浮上する適性の持ち主に思えます。
父ルーラーシップというのも、例のサンリヴァルとイメージ被るトライアルレースでの善戦振りです。』
・・・
一言で言えば常に善戦できるキャラ…前哨戦でも善戦止まりでしたが、本番G1でも同じく善戦、言い換えれば健闘があっても驚けぬ一頭とは言えます。
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Source: 考えるヒント(常勝競馬)
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