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【ローズS2018の有力馬診断(前篇)】~春にも“NHKマイルよりもオークス、オークスよりもダービー出走希望”だった非ビジネス=ロマン志向の島川オーナーの夢路線を歩むトーセンブレス~
投稿日 2018年9月11日 00:00:16 (競馬予想まとめ)
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【ローズSの有力馬診断(前篇)~春にも“NHKマイルよりもオークス、オークスよりもダービー出走希望”だった非ビジネス=ロマン志向の島川オーナーの夢路線を歩むトーセンブレス~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
―アンコールプリュ牝3藤岡康54友道(栗東)
フィリーズRは上位6頭までが0.2秒差内という大接戦で、展開一つで結構着順は入れ替わっていただろう一戦でした。そこで展開・ペースにマッチした外目枠でもロス最小限の差し競馬が好走要因の大きな部分を占めていたのが2着アンコールプリュでした。
また、フィリーズR組のその後は1000万下でも全く通用していない不漁なので…尚更評価できぬ重賞実績となります。
また、距離的にも千八は守備範囲外でしょう。
―ウスベニノキミ牝3和田竜54鈴木孝(栗東)
4走前フラワーカップはテン乗り内田博幸Jの恐る恐る騎乗で勿体ない4着で、3走前フローラSは2戦目で勝負する心算はあったはずだがゴチャ付き事象あり不本意に下げた位置取りから届かずの結果に。2走前オークスは連戦後で状態維持が精いっぱいだった状況での8着。
そこから一息入れて臨んだ前走は格上挑戦1000万下で2着は及第点。
ただし、その前走は平坦小回りコースがマッチしていた印象で、また勝ちに行く捲り競馬でした。今回は急坂コース替わりがどうなのかと、前走で捲り競馬をした後で予ねてからの折り合い面での不安も出てくるでしょう。
△カンタービレ牝3ルメール54中竹(栗東)
例年ならば500万下と変わりないレベルのケースも有り得るフラワーカップですが、本年はその「2着馬から桜花賞4着馬&3着馬が紫苑S1着&4着馬が1000万下2着」と言った具合に割かし出世馬を出している方です。
その勝ち馬としてココでもヒケを取らない馬でしょうし、また鞍上ルメール配置からもそれだけの馬であるコトの裏返しと言えそうですが、ただし秋初戦にしては調教ピッチを上げられていないのは気掛かりで‥。
▽オールフォーラヴ牝3川田54中内田(栗東)
父ディープ×母父キンカメの牝駒の獲得賞金順は以下の通り
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1デニムアンドルビー
2テンダリーヴォイス
3ハナレイムーン
4オールフォーラブ
5オハナ
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デニムアンドルビーこそ3歳ジャパンC2着激走までほどの勢いは陰ったものの高齢まで息の長い活躍を見せましたが、それにしても3歳秋がピーク。他は3歳春がピークでじり貧という馬ばかりです。
オールフォーラブの全兄ロードアルバータも3歳春プリンシパルS3着がピークで、4歳になって精神面が不安定になり連続凡走中という近況。
この血統に出資している者としてはアレなのですが、意外に難しい血統配合なのではないかと。
前走オークスはそんな気性の悪さを垣間見せた敗戦でした。
その後の調整過程は至って順調で、中間計測通り大幅馬体重増で出られればコノ馬は違うという期待もできてきますが…半信半疑。
▽トーセンブレス牝3柴田善54加藤征(美浦)
まずは前走オークス(出走取消)時の有力馬診断を参照↓
『「ブレスジャーニー(菊花→有馬)同様に、ビジネスよりもロマン追求による“NHKマイル回避→オークス挑戦”のトーセンブレス」とタイトル付けしましたが、そのブレスジャーニーに明らかに不適に長距離・右回りにも拘わらずオーナー要請で夢路線を歩んだという経緯で、今回トーセンブレスにしても当初はNHKマイルCを予定していたのがオーナーサイドの意向でオークスへとなった経緯です。
母父ファルブラヴ、母はスプリンター…コノ馬のレース振りも例えば前々走フラワーカップでも寧ろ脚が上がっていたのはカンタービレよりもコチラだった通り…距離が延びて良いタイプだとは思えません。
オーナー夢路線から解放された時に改めて。』
・・・
その後の裏話としては、オーナーはNHKマイルCよりもオークス、そしてオークスよりもダービーの出走を希望していたとのコトでした。
関東馬で2好走は中山という馬なので本来なら紫苑Sでもと思えるのですが、そこでローズSに挑む辺りはこのオーナーらしいトコロです。
桜花賞は4着でも9着馬と同タイム…そこからの距離延長はプラスとは思えないです。また、小回りフラワーC2着からの外回りコースはプラスとは思えないです。善戦はできても、この条件で突き抜けられる適性馬であるとは…?
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先週紫苑S予想にて「現3歳世代牝馬の古馬混合1000万下(千六以上)勝利馬は2頭のみ」と書きました。
その2頭の内のミュージアムヒルが3歳牝馬上がり馬TOP馬と見ていますが、この前走Hレベル1000万下2着ウラヌスチャームはそれに次ぐランクの存在だと言えるはずです。
500万下勝ち上がりに大分時間を要しましたが、その3走前2着・4走前2着は小回り中山コースの分で差し届かなかった内容でした。
もし適鞍に使えていればオークスにも間に合っていたはずの馬ですし、理想の大箱コースで、あとは展開次第では足りるイメージは持てる一頭です。
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Source: 考えるヒント(常勝競馬)
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