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七夕賞.プロキオンS
投稿日 2018年7月5日 15:40:11 (競馬ニュース)
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七夕賞.プロキオンS
■サマー2000シリーズ開幕戦の七夕賞(G3、芝2000メートル、8日)
の追い切りが4日、東西トレセンで行われた。
重賞初制覇を狙うレイホーロマンスは、坂路で力強い動きを披露した。
両前脚のかきこみは迫力十分で、4ハロン54秒2-12秒1。
ラストもしっかりとした脚さばきで、極上のキレ味だった。
「先週もコースでしっかりやっている(Cウッド6ハロン83秒7-12秒0)ので、
予定通りの調教内容。動きも良かったです」。村井助手も納得の仕上がりだ。
1月愛知杯で2着に入ったように、初タイトルは手の届く所にある。
2走前の福島牝馬Sは4角で不利があり5着、
前走マーメイドSも4角14番手と厳しい位置で6着に敗れたが、
スムーズなら巻き返しは可能だ。「ここ2戦は消化不良。ハンデ差を生かした競馬で、
力を出し切ってくれれば」と願いを込める。
週末の天気は微妙だが、道悪を苦にしないハービンジャー産駒。
「多少馬場が渋っても、問題ないと思います」。
ロマンチックな七夕の季節、5歳牝馬レイホーロマンスが、
初重賞の勝ち星をつかみとる。
■プラチナムバレットが、岩崎騎手を背にCウッドで抜群の動きを見せた。
僚馬で3歳未勝利のビーチタイムを4馬身追走し2馬身先着。
上がりは11秒6で、あっさり抜け出した。
「反応も良かったし、いい動きをしてくれた。
先週と比べても良くなっている」と鞍上も好感触。
昨年の京都新聞杯覇者で57キロのトップハンデを背負うが巻き返し可能だ。
■エプソムC4着のサーブルオールは、美浦ウッドで単走で追い切られた。
馬なりながら5ハロン68秒6-12秒9の上々の時計。
萩原師は「追い切りの動きは良かったし放牧を挟んで変わりない状態。
重賞の前走でも内容としては良かったと思う。
ハンデ(55キロ)は与えられた斤量でやるしかないが、
福島コースや距離は大丈夫」と語った。
プロキオンS
■日曜の中京メイン、プロキオンS(G3、ダート1400メートル、8日)の
追い切りが、東西トレセンで行われた。
オープン2連勝中のウインムート(牡5、加用)は重賞初制覇に向けて、
栗東坂路で最終追い切り。初コンタクトを取った和田騎手との息もぴったりで、
勢いそのままに3連勝を狙う。
ウインムートは初騎乗の和田騎手とコンタクトを取った。
坂路で4ハロン53秒6-12秒2。ゆったりと入り、馬なりで終えた。
中2週でも元気いっぱいで、スムーズな脚さばきを披露。
鞍上は「癖がなく、乗りやすい」と、感触を伝えた。
転機が訪れたのは、ちょうど1年前。中京での桶狭間S(ダート1400メートル)が
初めてのダート戦だった。先手を奪って逃げ切りに成功。
後続を離して完勝した。レース後の加用師は
「まさかこんなに楽に勝つとは」と驚いていたほどだ。
血統背景からもダート適性があったようだ。全兄は同師が管理し、
重賞5勝を挙げたドリームバレンチノ。芝の短距離路線から、
年齢を重ねてダートに転向。9歳で東京盃を勝つなど長く活躍した。
加用師は「兄は10歳まで現役だったし、9歳でも重賞を勝った。
ウインムートはまだ若い。スピードがあって、ダートの適性も高い」と説明する。
昨年の冬は結果がでなかったが、休養を挟んで、オープンを2連勝。
「ゆっくり充電できて、ポンポンと勝ってくれた」と近走は体調が良く、
結果が出ている。勢いのまま、一気に頂点に立てるか。
試金石の一戦となる。
■昨年のプロキオンS覇者キングズガードは、寺島師が騎乗してCウッドで併せ馬。
テルペリオン(古馬1000万)に先行し、直線の手応えでは見劣ったが、
6ハロン81秒7-12秒2の好時計で併入した。
寺島師は「先週まで若干太め感があったので、しっかりやった。先週より良かった」
と好感触。「中京は相性がいいし、力は十分あるので、さばきだけだと思う」と、
昨年同様の差し切りをイメージしていた。
■統一重賞連勝中のサクセスエナジーが、追い切りでもS評価の動きを見せた。
松山騎手を背に坂路でニシノラディアント(古馬1000万)と併せ馬。
4ハロン52秒5-11秒8と出色の上がりで1馬身先着した。
北出師は「坂路では動く」としながら「どの競馬を見ても変な競馬をするんだけど、
それで勝つから能力は相当」と評価。
「3走ぶりの中央だし、時計も速くなるだろうから」と試金石と位置づけていた。
■インカンテーションはCウッドで6ハロン85秒2-12秒9を計測した。
のびのびとした動きを披露し、
騎乗した羽月師は「先週までにしっかりやっているし、
当週に控えめにやるパターンで、ここ1、2年はやっている。
満足のいく仕上がり」と好感触。
今回はダートでは初めての1400メートルが鍵だが
「心配していない」と力を信じて挑む。
Source: 競馬情報日本丸
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