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【全頭考察2】天皇賞春 ガンコ他3頭<2018>
投稿日 2018年4月26日 01:33:54 (データ理論)
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天皇賞春 全頭考察②
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ということで今日は天皇賞春の全頭考察②を書きたいと思います。
【ガンコ】父ナカヤマフェスタ(藤岡佑)58㎏
【考察】
私は早くもこの馬がナカヤマフェスタ産駒の最高傑作になるのではないかと思っています。
ダートを主戦場としていた馬でしたが、昨年末に芝へ路線変更。
1000万下クラスをあっさりと突破し、次走は格上挑戦の日経新春杯で3着に好走。
1600万下クラスも軽く突破し、前走の日経賞では前につけた馬には厳しい展開の中、押し切って重賞初勝利となりました。
この日経賞は途中でキセキが絡んできたこともあり、豊富なスタミナがないと好走ができない展開でした。
まだまだ底が見えないところがあり、未知の魅力を感じる馬ですね。
ナカヤマフェスタ産駒ということでステイゴールドの血が流れております。
ステイゴールド産駒は過去5年間で3勝をあげるほど、このレースへの相性が良いです。
天皇賞春は前目につける競馬ができる馬が好走するレースであり、この馬の脚質は大きくプラスになるでしょうね。
【不安材料】
この馬が好走した芝のレースを見ると気になることがあります。
まず2400mの持ち時計が極めて遅いことです。
年明けの京都競馬場は良馬場でも馬場が非常に重い状態であり、時計がかかる傾向がありました。
この馬の好走はこういった馬場による恩恵があった可能性があります。
日経賞が行われた時の中山競馬場も時計がかかる馬場でした。この馬にとっては理想的な馬場であった可能性があります。
しかし一転して、先週から開催した京都競馬場は高速馬場となっております。本来の京都競馬場に戻ったという感じがしますね。
果たしてガンコはこういった馬場でも好走できるのか。ここに不安材料がありますね。
なお、この馬は過去10年間で以下の最悪データに該当しているのも気になるところです。
この嫌なデータに該当した馬の成績は以下のようになっております。
成績:0-1-2-28
勝率:0.0% 複勝率:9.7%
単勝回収値:0 複勝回収値:46
このデータが何かわかると嫌な感じしかしないと思います。
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【トーセンバジル】父ハービンジャー(M.デムーロ)58㎏
【考察】
今をときめくハービンジャー産駒です。ハービンジャー産駒が勝利したG1は全て京都競馬場でのものです。京都競馬場との相性は抜群です。
そして今回、ハービンジャー産駒に乗った時の好走率が非常に高いM.デムーロ騎手が騎乗します。これは面白いですね。
昨年の天皇賞春は8着に敗れておりますが、これは位置取りが後ろ過ぎたことが敗因です。
今年の京都大賞典で見せたように前につける競馬ができれば面白いでしょうね。
この時に倒した相手は今回、1番人気のシュヴァルグランです。
香港でも好走するなど、力はつけております。
前走が明らかな叩きであり、このぐらいの人気のデムーロ騎手とくれば怖さは計り知れません。
「叩き2走目でG1に出走した時が怖い藤原厩舎」というのもいいですね。
【不安材料】
前走の日経賞ではずっと右にもたれていたとのことです。
左回りの方が良いタイプなのかもしれませんね。
あと、今はまだ人気になっておりませんが、デムーロ騎手が騎乗することで一気に人気が上がる可能性はあります。
でも、デムーロ騎手にはそこまで長距離レースが上手いイメージがありません。
デムーロ騎手だから買うというのは良くないと思います。
【チェスナットコート】父ハーツクライ(蛯名)58㎏
【考察】
黄金世代の4歳馬です。ハーツクライ産駒らしく勝ちきれない競馬が続いておりましたが、3走前の許波多特別では今までの鬱憤を晴らすかのように突き抜けての勝利。
これが覚醒のサインでしょう。
続く1600万下クラスのレースでも快勝、続く日経賞では2着に食い込みました。
確かに展開的には差し馬有利の流れではありましたが、重賞初挑戦でいきなり2着に入ったことは評価すべきでしょう。
勝ち馬のガンコとの着差も少しとなれば今回の天皇賞春でも面白い存在と言えるのではないでしょうか。
鞍上の蛯名騎手は今、苦しんでおりますが、そもそも長距離に強いタイプの騎手です。
内枠を取ることができれば面白いのではないでしょうか。
【不安材料】
斤量58kgというのが気になりますね。当然ながら初めて背負う斤量です。
重賞で好走した経験が1度しかない馬がいきなりG1の舞台で通用するかどうかも疑わしいですね。
【ミッキーロケット】父キングカメハメハ(和田)58㎏
【考察】
ここのところの成績があまりにも悪すぎるのが気になりますね。
3000mという距離もこの馬にとってフィットしていないような気がします。
さすがにここは厳しいでしょう。
【不安材料】
父ネイティヴダンサー系の馬の成績は0-1-0-24となっております。
そもそも向いていないのでしょう。この距離が。
ここは軽視していいでしょう。
以上が天皇賞春の全頭考察②でした!
今回の全頭考察は全部で4部作となっております。
残りの3つも見て頂けたらと思います。
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