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中京記念 2017 出走予定馬:マイネルアウラート、昨年は殿負けも直線での不利…基礎スピードを活かして縦長で仕掛けを待ちたい
投稿日 2017年7月17日 22:00:29 (競馬予想まとめ)
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2017 7/23(日)
第65回 中京記念(GIII) 中京芝1600m
予想用・出走予定馬一覧
リゲルステークス、ニューイヤーステークスとマイルのオープン特別を連勝し一皮剥けた感のあるマイネルアウラートが中京記念に出走予定。昨年は直線で強烈な不利を受けたとはいえ殿負けを喫したが、今年はもちろんそのトラウマを払拭する舞台としたい。今年は混戦模様の一戦、持ち味の総合力を駆使して重賞初制覇を狙う。
今の外差し有利の馬場をどう意識して乗っていくか。昨年もそうだったが内内で立ち回って直線で外、と思っても各馬も外を意識してくるのでそういう競馬ができる位置を取りたい。最近はTS持続力もある程度つけてきたとはいえ基本は総合力で勝負するタイプ。その点でもペースをある程度上げた方がいい。
●ニューイヤーS(OP) 1着 16頭6枠11番
中山芝外1600m良 1:33.5 46.8-46.7 M
12.7 – 11.0 – 11.4 – 11.7 – 11.8 – 11.6 – 11.3 – 12.0
まずは3走前のニューイヤーSから振り返る。ここでは普通にグランシルクを撃破しているが、後述するダービー卿では逆転を許した。このレースはペースも平均にコントロールしていて、それもさることながら上手くペースを引き上げたことで仕掛けを待つことができ、L2最速戦で11.3とそこそこ速いラップを踏んできた。総合力を完璧に活かせたと思う。
11番枠からまずまずのスタートを切ってそこからじわっと様子を見ながらイッテツを逃げさせて番手につけていく。道中も淡々とした平均ペースの中でしっかりと番手でレースを支配、3~4角でもイッテツを遊ばせながら仕掛けのタイミングを待つ、4角で2列目勢が押し寄せかける前にじわっと仕掛けて出口で出し抜く。序盤で2馬身半まで差を広げ、そのままL1までしぶとく踏ん張り完勝。
まあこの馬の良さはこれでしょうと。ペースをある程度まで引き上げても行けるし、そこから勝負所でスッと出し抜く脚を引き出せる。基礎スピードが高い、ギアチェンジ性能もまずまず高い、トップスピード戦でも質的に一瞬は戦える。それを全てバランスよく引き出すには平均ペースで仕掛けを遅らせる、というパターンが噛み合いやすいというところだろう。リゲルSでもL3最速戦だが47.6-47.2と平均ペースで支配したことで後続の末脚をしっかりと削ぐところまで持って行けたのが大きいだろう。
●東京新聞杯(GIII) 4着 10頭3枠3番
東京芝1600m良 1:35.8(+0.4) 49.8-45.1 S^5
12.8 – 12.0 – 12.4 – 12.6 – 12.4 – 10.9 – 10.8 – 11.0
2走前の東京新聞杯はポジションは良かったがバランスが悪かった。総合力タイプはいかに総合力を使えるようにレースを支配するかがポイントなのだが、ペースをドスローにしすぎたせいでトップスピードの質、持続力を高いレベルで持つ強敵相手にL1で甘くなってしまったと。
3番枠から好発、楽に2列目の外で様子を見ていくがブラックスピネルが逃げたことでそれを活かせて番手につけるもペースがドスローになってしまう。それでも我慢してペースを作ることを放棄。3~4角でもペースが上がらないので団子で直線勝負に特化。序盤は抵抗していたがL2の地点で徐々に脚色で苦しくなってL1では明確に下がって4着完敗だった。
このレースは典型的な使える脚が短い馬でやってはいけないレースメイクだったと。使える脚が短い以上、他に対してペースを引き上げることで削ぐ、ポジション差で仕掛けを待つ。そういったアイデアが必要なわけで、相手に合わせてドスローにしてしまうと当然ながら長い600m弱の府中の直線勝負で踏ん張れるほどTS持続は高くない。この馬の場合はしっかりとした戦略眼を持った騎手でないと安定しないだろうと思う。総合力は高いがどれも決定的な武器ではない。特化戦では苦しいのはその辺である。
●ダービー卿CT(GIII) 4着 16頭6枠11番
中山芝外1600m稍 1:34.8(+0.1) 48.2-46.5 S^2
12.8 – 11.6 – 11.8 – 12.0 – 11.8 – 11.5 – 11.6 – 11.6
前走のダービー卿CTも悪くはないがバランスが悪い競馬になった。ペースは1.7でかなりのスローとこの馬的にはちょっと遅いし、何よりポジションが悪くなった。そしてL3最速戦、ポテンシャル戦に近かったのでまだマシだったし思ったよりL1で伸びたが結局前半要素でこの馬の良さを削いだことで苦しくなったというのは確かかなと。
11番枠から個々でもまずまずのスタートを切ったが外のクラレントが行き切った中でいつもよりも後ろで我慢する形で好位の外。そのままスローペースの流れの中で好位外から3角。3~4角でペースが上がっていく中で外から勝ちに行く苦しい形で直線。序盤でそれでも追い出されてしぶとく伸びてきてL1まで脚を使ってはいたものの2着争いで見劣っての4着までだった。
まあ思ったよりは頑張れた、という感覚でトップスピード面が問われない形だったので最後まで脚を使えたかなという感じ。ただ結局持ち味の一つでもある基礎スピードを活かさずスローの段階でポジションを詰められなかったことが要所で動く必要があったことに繋がった、仕掛けを早くせざるを得なかったという感じだろう。このペースで早い段階で押し上げて番手で運べていたら違ったかなという感じ。馬場が読みにくかったのはあるが結果的に見ても再序盤だろう。
●2017中京記念に向けての展望
昨年は本命にしたんだが直線での不利が致命傷だった。ただペース的にはそこまで早くなかったので仮に不利が無くても微妙だったかなと感じる。いずれにせよ後続の脚を削ぐ、ポジション差を作って直線の上り坂地点まで仕掛けを待つ、という意識が必要。スローだと仕掛けを遅らせてもL1の地点でバテ差しを許す形になりかねない。もちろん基礎スピードを持った馬に差されるのは仕方ないが、スローでこそ末脚が活きてくる馬が今回も多数いる中でペースを落とすのは恐らく自殺行為になりかねない。今回もしっかりと前半のペースを作っていく必要があるだろう。今の馬場なら荒れていてもかなりの高速状態とみて良いし、良馬場なら時計も33秒前半はまず出るだろう。46.5ぐらいを平均としてみてもそれぐらいのペースは刻んでほしい。基礎スピード、要所の一足、トップスピードの質は全て高いバランスで持っている馬なのでそれを上手く分散しながら競馬してほしいかな。マイル全体の距離を使って勝負出来ればブラックムーンに対しては少なくとも優位に進められるはずだ。その点でも今回は乗り替わって川田のレースメイクに期待したい。
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Source: 競馬予想まとめアンテナ
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